前回の話
夫ミノルさんの実家に娘ユズキちゃんを連れて家族で帰省したナオミさんは、親戚同士集まり男性陣だけで始まった宴会の座敷部屋へお酒やおつまみを運ぶ手伝いをしていました。そこで義祖母、義母を始め親戚の女性たちからプライベートな質問をされたり、デリカシーのない親戚のおじさんたちの1人におしりを触られたりして怒りで震えたナオミさんは、何も言ってくれないミノルさんに文句を言いますが「我慢してよ」と面倒くさそうに言われてしまうのでした。更には義母にサボっていると決めつけられ、結婚に反対だったとまで言われてしまうのでした。
義実家にいきたくない![7-1]性懲りもなく。
誰も味方をしてくれる人がいないと悟ったナオミさんは、無になって黙々と配膳や片付けに徹することにしましたが、その様子を見てまた親戚のおじさん達は文句を言います。「なんだ、都会の女は愛想もないのか?」「もっと男を喜ばせるようにならんと。」ナオミさんは完全に無視を決め込み黙々と働いていました。
するとまたそっとナオミさんに伸びた手が、胸のあたりを触りそうになった瞬間、ナオミさんは無表情のままその手をがしっと掴み、「止めていただけますか?」と怖い目をして言いました。触ろうとしておきながら「なんだ生意気な」と憤慨する親戚のおじさんにナオミさんははっきり言いました。
「うるせー!人の体に触るな!殴られないだけ感謝しろ!!気持ち悪いんだよ!!」ナオミさんは堪えてきた怒りを吐き出しました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。