失礼じゃない?かわいそうな人に手を差し伸べているつもりで娘より他人の子を優先する夫[8-1]|ママ広場マンガ

前回の話
5歳娘ユリちゃんのお友達ムギちゃん親子が困っているところを助けたことがきっかけで連絡先を交換したムギちゃんママと夫シンジさん。それからというもの、「ムギちゃんの家に寄って帰る」「ムギちゃんがファミレス行きたいって言うから行ってくる」など、なぜかムギちゃんの予定に合わせて出かけようとするシンジさんに、ユリちゃんも「行きたい」と毎回言いますが「ユリにはパパがいつもいるけど、ムギちゃんはかわいそうだから」という理由で連れて行ってあげません。どうしても一緒に行きたいユリちゃんが少し駄々をこねると、「ムギちゃんは凄くお利口さん」と、ユリちゃんとムギちゃんを比べて「ユリもムギちゃんみたいにお利口さんになったほうがいい」というのでユリちゃんは泣き出してしまいました。

娘より他人の子を優先する夫[8-1]娘よりも優先させることなのか疑問


ムギちゃんとファミレスでご飯を食べるなら一緒に行きたいと駄々をこねたユリを見て「サクラはさ、ユリを甘やかしすぎじゃないか?ムギちゃんはこんなこと言わないぞ?」という夫に「はぁあああ!?なに言っちゃってんの!?」と憤慨しました。

ことあるごとにムギちゃんのことを「かわいそう」ということが気になっていた私は、「相手にも失礼じゃない?下に見てるっていうかさ」と伝えました。私の意見が心外だった様子の夫は「かわいそうって思って手を差し伸べちゃダメってこと?」と言った後、ニヤリとして「なに?嫉妬?」と言い出しました。

「嫉妬じゃないってば!!」どうしてそんな考えになるんだか。私はまだしょんぼりしているユリを抱きしめて、「自分の子よりも優先することなの?ユリに我慢させることはあなたの言う『かわいそう』じゃないの?」と夫を責めました。夫は呆れたように「分かってないね。ユリの傍にはオレがいるだろ?」と言う夫ですが、娘を置いてよその子とファミレスに行こうとしている夫の言葉は説得力がありませんでした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。 

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