2020年11月生まれの子ぽんくんのママであるママぺいさんから、遠足のお話です。遠足の日の朝、早起きしてお弁当を作ってから出社したママぺいさん。すると、保育園から電話がかかってきて・・・。
春の遠足
息子の遠足の日の朝。
レンチンばっかりだけど、好きなものがいっぱいのスペシャル愛情弁当を作った。
(これが料理が苦手な母の限界よ)
「おはようございます!そういえば、息子さん、今日遠足ですよね?」
「そうなんですよ。早起きしてなんとかお弁当作って・・・」
会社でそんな会話をしていたら、スマホに着信。
(げっ!?保育園から・・・忘れ物?まさか事故?)
「もしもし・・・はい・・・はい・・・え・・・」
「~ということで、出発前の検温で微熱らしく、一応遠足には行けるけど、昼休みに迎えに来て、とのことなので、お昼に帰らせてもらいます」
保育園からの電話は、息子が微熱があるという連絡でした。
同僚に事情を話し、お昼で早退させてもらい急いで息子を迎えに行きました。
保育園に到着するまでの間、あれこれ考えてしまいモヤモヤ、うじうじ・・・。
(はぁ・・・遠足が楽しみで早起きしたのかなと思ってたけど、しんどかったのか・・・
そういえば朝からやたら抱っこって言ってたしな・・・気づいてあげれなかったな)
(そもそも、遠足行って大丈夫だったのかな・・・断って早くお迎えした方が良かったよな・・・)
(この暑い中、歩いて行ったのかぁ~大丈夫かなぁ)
落ち込んでいると、声が聞こえてきました。
「みんな~!ようやく保育園に着いたぞぉ~!!」
ちょうど遠足からみんなが園に帰ってきました。
「あれ!?かあちゃんがいる!!」
私に気付いて驚いている息子。
「かあちゃん!おべんとうおいしかった。ちゅくってくれてありがとう」
そう言って嬉しそうに走ってきて・・・
そんな嬉しいこと言ってくれるのぉ?ありがとぉぉ!大丈夫だったぁ?
ひしっと息子を抱き締めました。
「しんどいなら無理しなくていいよって言ってたんですが、お弁当食べたい気持ちが強くて1時間かけて全部食べれました!熱も下がってます」
「ほんとですか!よかった!」
先生の話を聞いてホッと一安心。
家に帰ってお弁当箱を開けると、きれいにカラッポ。
こんなに嬉しいことないよね。
ママぺい
関西在住。私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん/2020年11月生まれ)の日常を描いてます。
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元気に笑顔で帰って来てくれた安堵の気持ちと、「おいしかった。ありがとう」と言ってもらえて嬉しい気持ち、どちらもじーんとしてしまいますね!からっぽになって戻ってくるお弁当箱、本当に嬉しいですよね!
[ママ広場編集部]