[12]なんだ。使っちゃいけないと思い込んでいたお袋の味の正体。自称グルメの勘違い|ママ広場マンガ

前回の話
優奈さんから「お義母さんの味がなかなか出せない」という悩みを聞いたみのりさんは、これまでの充さんの態度を妹として謝り・・・。

自称グルメの勘違い[12]市販の味が母の味!?



「じゃ、母の味教えまーす!!まずは調味料コーナーから!」
みのりさんが教えてくれた「お袋の味」とは・・・

めんつゆ、かつおだし、そしてうま味調味料!
今まで充さんにNGを出されていたものばかり。優奈さんは状況を飲み込むことができず、絶句してしまいました。

「うちは市販の味が母の味です!
母はもともと料理は得意じゃないんですけど・・・」

「少しでも美味しいものを・・・と、簡単に早く作ってくれていたんです。
お惣菜もしっかり活用してました!」
とみのりさんが解説してくれました。


聞いていた優奈さんが突然泣き出したのでおどろいたのはみのりさんです。
「お義姉さん?!」

優奈さんはホッとしたように涙を流しながら、でも笑顔でみのりさんに伝えました。
「良かった・・・私も忙しい時に使いたかったけど『お袋はそんなことしない』って充に言われて・・・」

「あのバカ兄、そんなことを・・・!!」
優奈さんが悩んでいたことを知っているだけに、みのりさんは兄の言葉に怒り心頭。

みのりさんは優奈さんに深々と頭を下げました。
「うちの兄が苦労かけてごめんなさい・・・こんなに美味しい料理を作ってくれたのに
全然気づいてないなんて信じられない・・・」

そして、義母のことも謝りました。
「母も息子の手前、言い出しにくかったんだと思います・・・意地っ張りですみません。」

・・・そんなみのりさんと優奈さんのやり取りを聞いた充さんは、心から優奈さんに謝罪しました。
「優奈・・・俺・・・今まで本当にごめん。」

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「自称グルメの勘違い」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

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