前回の話
「レンが遊んでいた女の子に詰め寄られ、レンだけでなく彼女アンナさんにまで迫り、慌てて周りにいた人間でなんとか引き離した」レンが彼女にフラれた理由を淡々と話すアツシ、そして「今回のことで彼女もブチ切れで・・レンがフラれたってわけ」と聞き、カナコとモカは「え?それって・・」とミカがレンに詰め寄った時のことを思い出し、ミカはミカで、「暴れてはないけど私と同じ・・。」と青ざめていました。そんなミカを心配して、アツシが声を掛けたのでした。
献身女子とハリボテ王子[34-2]簡単な女だと思われてた
「ミカちゃん、大丈夫?」アツシが心配して声をかけると、「あっ・・はい」となんとか答えたミカ、「だったらいいけど・・」とアツシはまだ心配そうでした。そして「ふーん・・で・レンからうちらに連絡が来たってわけね~」モカがあらためて状況を確認すると、「あいつも懲りないからね」と呆れたようにカナコが言いました。
すると、「ピロンッ」ミカのスマホにメッセージが!それに気づいて「あ・・」ミカが声を上げました。
スマホを見ると、「レン:ミカ?あの時はごめん。俺、気づいたんだ。ミカがいないとダメだって・・。ミカが一番だって。会いたい。会いたいよ。 今度こそ付き合おう!俺の彼女になって!」とレンからメッセージが!
レンからのメッセージを呆然と眺める4人。「ミカならまだ行ける!って思ってるね・・」「ここまでくるとある意味すげーな」カナコとモカが口々にそう言い、「私、こんな簡単な女って思われてたんだ・・」今さらながら自分自身が恥ずかしくなるミカ。そんななか、「・・・」アツシは何も言わず黙っていました。
ママ広場マンガ「献身女子とハリボテ王子」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。