回覧板を届けて帰ってくると、いるはずの娘がいない。うちの市松人形が見てる[5-1]|ママ広場マンガ

前回の話
母方の家に代々引き継がれている市松人形の「いちまさん」。マキさんにとっては、子どもの頃からちょっぴり怖い存在でした。今の夫さんがマキさんの家に初めてきたとき、いちまさんを見て「優しい雰囲気のお人形だね」と言っていました。そのせいか、とんとん拍子で話は進み結婚することになりました。

うちの市松人形が見てる[5-1]消えた娘


娘ユカが生まれました。
赤ちゃんの頃から、ユカはなぜかいちまさんに興味津々でした。

3歳になった今もしょっちゅう触っています。汚してしまわないか心配ではありますが
「でもいちまさんも受け入れてるっぽいし・・・大丈夫か。」そう思っていました。

そんなある日。
「お隣に回覧板届けて来るけど・・・ユカも行く?」
「テレビ見てるから待ってるー!」
「そう?じいじとばあば畑だからユカ1人になっちゃうけど数分で戻るからね。」私はまだ幼いユカを家に残して隣の家に回覧板を届けに出ました。ほんの数分のつもりで。

30分後。
「しまった。もうこんな時間。ユカ大丈夫かな・・・」
お隣さんとの立ち話が長くなってしまった私はユカが心配で急いで家に戻りました。
「ただいまーごめん遅くなった。あれ・・・いない!?」

ユカちゃんはいちまさんのことが大好きのようですね。
次の話
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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