不穏な空気を纏いつつ、30分遅れで始まったお七夜でしたが。
母と姉が準備してくれたご馳走の美味しさと、祐介の可愛さで(親バカですね)、すぐに楽しい雰囲気に変わりました。
みんなが祐介の誕生を嬉しそうにしてくれて、お祝いしてくれているのが伝わってきて、私は本当に幸せな気持ちになりました。
結婚した時のように、家族が増える喜びを改めて噛み締めていました。
・・・あれ、そういえば、いつも中心で話したがるお義父さん、静かだな。
何か話を振ってあげたほうがいいかも、と思って義父を見て、私は言葉を失いました。
珍しく静かにしていた義父は、ひたすら食べていました。しかも、ローストビーフを半分ほど一気に取ったり、サーモンマリネのサラダのサーモン部分だけをごっそり持っていったり。
他にも唐揚げやエビなど、野菜以外の部分をどんどん食べ尽くしていたのです!
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え・・・もしかしてお義父さん、お祝いの席にはお食事のためにいらっしゃいましたか?
と、つい言いたくなってしまうのは私だけではないはず・・・!
[ママ広場編集部]
※ストーリーは実話を元に編集しております。
実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部
[イラスト]dechi