前回の話
アヤカさんが選んだベビー用品を購入するにあたり、コウタさんと折半した不足分をアヤカさんのお母さんが支払うと申し出ました。義母にそのことを直接伝えたのですが、「コウタ君がお母さんに相談して許可を得ないとって話しているのを聞いたらかわいそうになっちゃって。」と言われた義母は心穏やかではありません。
夫のお金は義母管理[48]娘がかわいそう・・義母の怒りスイッチオン
「先に言っときますけど・・・別にお金がなくて払いたくないわけではないですよ?」
安い方を推していることで誤解されないよう、義母は言いました。
アヤカさんのお母さんは、義母の考えを受け止め、理解を示すような口ぶりで会話をすすめます。
その上で、アヤカさんのお母さんは言いました。
「私はふたりで決めたことを応援したいなと思ってます。
お母さんが心配なのはとてもわかります。私も娘のことが心配ですから・・・。」
「でも、もうふたりとも立派な大人ですし、少し困ったり失敗する経験もさせないと・・・
私たちいつまで生きれるのか分からないですしね~」
「でも・・・」
と言いかける義母の言葉にかぶせてアヤカさんのお母さんは言いました。
「だから、今回はこちらの家で助けてあげようかな~っと。」
「アヤカがお母さんとコウタ君の間で板挟みになってるのがかわいそうで・・・」
アヤカさんのお母さんは笑顔でチクリ。
今度はアヤカさんが『かわいそう』と聞いて怒りが湧いてきた義母、
あはは、と笑って答えました。
「いいえ!!大丈夫です!うちの分はうちで支払いますから!」
「えっ、足りない分を?あら、いいんです?」
どうやらアヤカさんのお母さんの方が一枚上手だったようです。
本当の折半になるようにサラリと話を通してしまったのでした。
続きます
次の話
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi