前回の話
幸いこう太は大事には至りませんでした。それでも医師からは「周りの大人の理解が一番大切」と言われてしまいました。
アレルギーを理解できない義母[12]目を離した一瞬の隙にアレルギー原因食物を口の中へ・・
夫が義実家へ電話でこう太が大事には至らなかったと報告しつつ、何を食べさせたのか義母に聞くと・・・
「こんなことになるなんて思わなくて」
と、義母はありえないことを告白したのです。
食事中にこう太が誤ってスプーンを床に落としてしまったあの時・・・。
私がテーブルの下に頭を下げ、夫が店員さんに別のスプーンをお願いしようと横を向いて私たち夫婦が同時にこう太から目を離した一瞬の隙でした。
その隙に、義母が自分の食べかけの卵料理を同じフォークでこう太の口に入れたのです。
アレルギーのことはこれまで何度も説明してきているし、当然、場合によっては命に関わることもあるのだという説明もしています。何度も何度も!
この日は私に謝罪し、アレルギーについても「分かってる」と言っていた義母・・・。
全く理解していなかったのです。
続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「アレルギーを理解できない義母」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi