小3娘のえりは、クラスメイトのゆうやくんに嫌がらせを受けていました。始めのうちは冗談と受け流していたそうですが、あまりのしつこさにだんだん本気で怒って言い返したり無視するなど、態度で示すようにしていたそうです。ところがえりが怒れば怒るほど笑ってしつこく嫌がらせをしてくるゆうやくん。
やはり担任の先生に相談しようかと思っていた矢先に、えりにとっては忘れることができない、男の子に拒否反応を起こす事件が起きてしまいました。
それは、体育の授業のあとに起こりました。
体育の授業は、えりたちの教室では男の子が着替え、女の子は別の教室で着替えることになっていました。
次の授業が始まり、えりが筆箱を開けた瞬間・・・
なんと、えりの筆箱の中にミミズが5～6匹うごめいていたのです。
気持ちが悪くてえりは筆箱ごと捨ててしまいました。すごく気に入って買ったものだったのに・・・。その日は女の子たちが鉛筆や消しゴムをかしてくれたのでなんとか授業を受けることができました。
ミミズを入れたゆうやくんも、えりが叫んだのを見て笑っていた数人の男の子たちも先生にみっちり怒られたようですが、えりはとてもショックを受けて帰って来て私に話しながら泣いていました。
しばらくすると・・・
ゆうやくんがお母さんと一緒に新しい筆箱セットを持って謝りに来ました。
しょんぼりと申し訳なさそうに謝るゆうやくんを見て、私は「どうしてこの子が？」「本当にこの子が嫌がらせをしているの？」と不思議でした。えりは怒りと気持ち悪さと悲しさで、ゆうやくんの謝罪も新しい筆箱も受け入れることができませんでした。
えりはその事件以来ゆうやくんを完全に無視するようになりました。ゆうやくんが嫌がらせをしてくるのにまわりの男の子がただ見て笑うだけだったこともショックだったようで、学校の話をするときに「男子なんか大っ嫌い！」とよく言うようになりました。
※ストーリーは実話を元に編集しております。
実在の人物や団体等とは関係ありません。
［脚本］ママ広場編集部
［イラスト］dechi
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これは・・もはや事件ですね！！えりちゃんのゆうやくんへの怒り・・もっともだと思います。大切にしていた筆箱は買って返しても済まないように、あやまったからといってえりちゃんの気持ちは戻りませんよね。もうゆうやくんにはえりちゃんに関わってもらいたくない！のですが・・ゆうやくんとお友だちのやりとりが気になります・・（汗）
［ママ広場編集部］
