0~6歳のお子さんを子育て中のお母さんへ。
私は、資格のキャリカレで「乳幼児救急救命支援員」の資格をとるために、現在勉強中です。
・発達段階ごとの危険箇所
・大人が気を付ける点
資格の勉強を通して、日常生活でも役立つ情報、そしてお子さんが安全に過ごせるための対策について書きました。
子どもの発達によって危険箇所が変わっていく
大人が思いもつかないことを、子どもがするとき、ありませんか?
たとえば、段差など何もない和室を歩いているときにつまずいて、窓のサッシでおでこをぶつけたり、「そんな隙間に!?」というところに指を入れてみたり、予想外のことをすることがあります。
乳児期(0~2歳)
0歳で、まだ寝返りができない赤ちゃんは、布団やクッションなどが顔にかぶって、それを自分でどけられない窒息によるもの、抱っこひもからの転落に注意したいです。
1~2歳になると、つたい歩きや1人で歩けるようになり、階段も昇り降りができ、行動範囲が広がってきますね。
見るもの触れるもの、全て口に入れたくなるので、誤飲を防ぐためにも、トイレットペーパーの芯の円より小さいものは、手に届くところにおかないようにしておきたいです。
幼児期(3~6歳)
3~4歳ころになると、動きが活発になってきますね。
このころに多いのは、ベランダから身を乗り出したり、遊具など高いところへ上ってみたくなったりすることがあります。
ベランダ付近には、踏み台になるようなものは置かず、窓にも鍵をかけるなど、転落への対策をしたいですね。
5~6歳ころは、自分で体をコントロールできるようになり、複雑な動きができるようになります。
そのため、遊具からの転落や、公園からの飛び出し、プールや海などで起こる溺水などがあります。
このくらいの年齢になると、公園などで、後ろをついていかなくても、自分で自由に遊べるようになるので、大人も少し油断しやすくなります。
私も実際、娘が年中、年長になると、遊具で遊んでいる様子を見守り程度だった記憶があります。
親がちょっと目を離したすきに起こることがあるので、子どもにぴったり付いていかなくとも、どこで遊んでいるのか、目で追っておくと良いですね。
大人が気を付けたいポイントはココ!
子どもの発達段階によって、危険だと思われる箇所は変わってきますね。
そこで、大事なお子さんを事故やケガから守るために、大人が気を付けたいポイントをまとめてみました。
◎1日1回は子どもと対話をして現在の発達段階はどの程度なのか行動範囲などを知っておき、どこに危険が潜んでいるのか把握する
◎上の子が使っていたおもちゃを、下の子も一緒に使うことで、下の子の誤飲・誤えんの危険があることを想定しておく
(これを防ぐために、上の子用のおもちゃ箱と、下の子用を分けて遊ぶ工夫があると良いですね。)
◎子どもはその時期その時期で興味関心が変わってくるので、その都度、季節物の家電対策をしていく
(扇風機にネットをかぶせる、ヒーターの周りに安全策を置く)
まとめ
乳幼児の危険は常につきもので、大人ができる対策をすることで、未然に防げるものもあると思います。
「乳幼児救急救命支援員」の資格勉強の中で、大切なお子さんを守るために、どこに危険があり、どんなところを対策をしたらよいのか、大人が知っておくことが大事だと思いました。