【後編】我が家の習い事選びの考え方~「学校で習うこと」を習って良かったこと~

【前編】からのつづき

ごきげんよう!mamanです。

前回から、我が家の習い事について書いています。
前回は、我が家の「一般教養」期の習い事はスイミングと習字で、それは「学校で習うことの補強」という意味合いが強かった、ということを書いていました。

今日は、「学校で習う」水泳と習字を、学校外でも習ってみて良かったことについてまとめたいと思います。

スイミングと習字を習って良かったこと

スイミングと習字を習って良かったことは、

・水泳や習字の技術が向上した。
・体力や集中力がついた。
・学校で習うことのうち「得意」を持つことによって自信がついて、他のことにも意欲的に取り組むようになった。

など、いろいろありました。

学校の水泳の授業では、泳力別に3つのグループに分けられていたようなのですが、いちばん上のグループに入れた時には、息子も娘も大喜びしていましたし、習字で何かの代表になったり賞をいただいたりした成功体験は、他のことに対するやる気も引き出していったと思います。

「内申対策」という想定外の良かったこと


「学校で習うことを学校外で習う」ことの良かった点は、「自信がついた」「意欲的になった」以外に、想定外のものもありました。

それは、「公立高校受験時の内申対策になった」ということです。

我が家の子ども達は、さまざまな事情から公立高校を第一志望にしたのですが、習い事を始めた小学校低学年の時点では、のちのち公立高校を受験することになるとは、全く考えていませんでした。
学校で授業があることの中で得意なものを1つでも作れたら、自信がついて学校生活が楽しくなるだろうな、と思っていただけです。

ところが、そうして小学校時代にある程度できるようにした水泳と習字の実技が、中学校での体育と国語の評定に役立ったのです。

特に、体育が苦手な娘は、スイミングを習ったおかげで、夏場の体育だけは5が取れていました(笑)。

球技や走ることなど、苦手なことをやる学期はどうしても評定が下がってしまうのですが、水泳のある夏場の評定が良かったので、年間の評定(高校受験時に提出する評定)では、ペーパーテストも頑張れば4でとどまってくれるようになりました。

配点の大きい実技科目の評定がそこまで落ち込まずに済んだという点では、公立高校が第一志望だった我が家にとっては本当に助かることで、スイミングに通わせて良かったと、つくづく思いました。
まさか受験に役立つなんて・・・嬉しい驚きでした。

習い事は「学校で習うことの補強」でもいい


もちろん、学校では体験できない何かを学校外で習うことも、素敵なことです。
我が家の子ども達にも、何か才能を発見してあげたくて、スイミングと習字以外の体験にもいくつか行ってみましたし、もし才能を発見できていたら、そちらの習い事に注力したと思います。

でも、残念ながら、小さいうちに「将来につながりそうな伸ばすべき才能」を見つけてあげることはできなくて・・・。だったら、「学校で習うことの補強」的な習い事を選んだほうが、得意なことを作りやすいのかなと思ってきました。

結果的には、「学校の補強」的な選び方をした習い事でも良いことがたくさん得られましたので、好きなこと・やりたいことがまだ見つかっていないお子さんの習い事を望む場合は、一般教養的な選び方をしてもいいのではないか、と考えるに至りました。

「一般教養」期(本人がやりたいことが出てくる前の時期)は「学校で習うこと」を習い、「専門課程」期(本人のやりたいことが決まってから)は、本人がやりたいことを、本人が納得いくまで深く追求していく、という我が家の習い事の選び方は、もしかしたら特殊だったのかもしれません。
でも、これからのお子さんの習い事選びに迷っている親御さん達に、こんな考え方で習い事を選んだ親もいるという1つの例として、何か参考になることがあれば幸いです。

maman
地方在住のアラフォーママン。 夫と、ティ―ンエイジャーの息子・娘と暮らし、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。

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