点から点まで線をつなぐって、かなり難しいことなんだなと感じました。
鉛筆が持てるようになり、学校の課題で「この点から鉛筆マークまで線でつなぎましょう」というなぞりがきの練習で、重度知的障がいをもつ小2の息子に、シールを貼ってスタートとゴールをわかりやすくしてみました。
シールでわかりやすい支援を
プリントには丸い点から鉛筆のマークまで線をつなぐと書いてあり、初めは一緒に手をそえて点から鉛筆マークまでなぞり書きをしました。
だんだん慣れてきたころ、スタートは一緒に、途中で手を離してみたところ、すぐに手を止めてしまいました。
点から鉛筆マークまでをわかりやすくする方法はないかと考え、シールを貼ってみることにしました。
シールからシールの距離を最初は短く、スモールステップですすめ、2本目まで良い感じで引けましたが、3本目はちょっと距離が長かったのか止まってしまいました。
この日は、真ん中までのところがありましたが、最後の1本は目標に向かって進むことができました。
慣れてきて、学校では小さいシールでも引けているようです。
シールがあることによって、少し紙との段差があるので、よりスタートとゴールがわかりやすいことにも気づきました。
トンと鉛筆が当たる感覚で、ここからここまでなんだという認識が生まれるのかなと思います。
まとめ
子どもがつまずくには必ず理由があるので、そのつまずきポイントがどこなのか、色をはっきりさせたり、距離を短くしたり、回数を調整したりと、その子にとって「できた!」が実感できる目標設定が大切だなと、今回の課題を見て思いました。
ちょっとした工夫をしてわかりやすくなることで、勉強が楽しくなると良いですね!