息子夫婦の「一緒に暮らそう」やんわり断り「いい子と出会えたわね」喜ぶ母親。家庭内カースト[18-1]|ママ広場マンガ

前回の話
ゆかりさんの夫ともやさんの実家では、嫁に厳しい義祖父母が君臨していました。同居する義母よしこさんは厳しいことを言って全ての家事と家族の世話を一人でこなし、お手伝いさんのようにこき使われていましたが、妻が我慢すればよいという考えの義父は何も言いませんでした。ある日、義祖母を庇って転んだよしこさんは足を骨折し入院してしまいました。「私に考えがある」というゆかりさんに言われたとおりにしばらく息子夫婦の家で静養したよしこさんが義実家に戻ると、玄関まで荷物を取りに来てくれる義父やお茶を自分で淹れる義祖母など、義実家の人々が様変わりしていました。驚いたよしこさんに、ゆかりさんは義実家に滞在中、近所の人たちを味方につけて義祖母に物申したことや、嫁いびりしてばかりいるとよしこさんをともやさんの家に連れて帰ると宣言したことを伝えました。

家庭内カースト[18-1]母と暮らしたい息子夫婦


よしこさんの静養中の出来事をニッコリ笑って伝えたゆかりさんに、まだ驚きを隠せない様子で「まぁそうだったの、色々ありがとう」と伝えたよしこさんです。母親が余計に責められないように黙っている方が母を守ることになるとして、結局ずっと義祖父母に逆らわず黙っていたともやさんは、「俺がもっとしっかりしてたらよかったのに・・・ごめん」と謝りました。

よしこさんが義実家に戻ったので、また義祖父母たちが元のように嫁をこき使い始めるのではと心配するゆかりさん、そして「俺たちと一緒に暮らさない?」と言うともやさんに、よしこさんは「ありがとうね、そんな風に言ってくれて」と優しく微笑みました。

「でも、」とよしこさんは言いました。
「今は良くても一緒に暮らすと悪いところもどんどん見えてくるようになると思うの。私、ゆかりさんに嫌われたくないわ。」と、よしこさんは息子夫婦と一緒に暮らすのをやんわりと断ったのでした。
お義母さんを嫌いになんてならないと強く否定するゆかりさんを見て、よしこさんは嬉しそうに微笑みました。「ともやは本当にいい子と出会えたわね。」

ともやさんとゆかりさんが「一緒に暮らさない?」と言った気持ちはよしこさんにとって嬉しかったと思いますが、よしこさんらしい選択ですね。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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