前回の話
毎日かかってくる義母からの電話を最優先する夫ユウタさんにモヤモヤしていたカナコさんは、ユウタさんが1日のスケジュールを義母に毎日伝えていることを知り、夫婦がゆっくり過ごせる時間を狙って義母はわざと電話をかけていることに気付きました。そこで義母からユウタさんに電話がくるたびに自分も会話に参加しようとテレビ電話に映り込んでみたものの、「邪魔しないで」とユウタさんに怒られてしまいました。さらに「母さんとカナコは違うから」と言って、義母との食事中ならカナコさんから電話がかかってきても後回しにするとハッキリ言ったのでした。
義母優先夫[10-2]私が我慢すればいい
モヤモヤしか残らないカナコさんでしたが、義母からの電話のことをいくらユウタさんに言っても拗れるだけだと悟り、ただの電話なのだから自分が我慢すればいいと決めました。
その後も、テレビ電話で義母と楽しそうに話しながら食事をするユウタさんの目の前に座り、ひとり黙って食べるカナコさん。家事をしているときもユウタさんは義母と電話。リビングでテレビを見るのも、カナコさんはひとりぼっちです。
一方、義母はどう感じていたのかというと。
話はユウタさんとテレビ電話で話したくて電話をかけると、毎回カナコさんも登場していたころに遡ります。
「どうして息子との会話に嫁が入ってくるのかしら。」ハァーと深いため息をつきながら義母はぼやいていました。
ユウタさんと2人だけで話したいお義母さんにとっては、カナコさんが入ってくると早々に電話を切っていたのであまりユウタさんと話せずモヤモヤしていたのでしょうね。
ママ広場マンガ「義母優先夫」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作者:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。