前回の話
自分が知らないうちにタクマさんとサユリが急接近し、お互いの名前を呼び捨てし合うまでになっていて動揺を隠せないアユです。
友達の彼氏[5]連絡先を交換していたふたり
気になって仕方ないこと。思い切ってサユリに聞いてみた。
「・・・ねぇ、サユリ。タクマさんといつの間に仲良くなったの?
・・・びっくりしちゃった。お互いのこと、呼び捨てで呼んでるし」
サユリは少し困惑したような顔で
「そんなに仲良くないよ?ただ・・・」
そう言って、あの日・・・タクマさんにサユリを紹介した日のことを話してくれた。
講義の後、サユリと別れて私はひとりでサークルへ。その後講義室に私を探してタクマさんが戻って来たそうだ。
特別でもないただの連絡先交換。
でもそれからたまに連絡がくるくらいって言ってたけど・・・
そっか。でも呼び捨てなんだ・・・
複雑な気持ちでいる私に、サユリは何か感じたみたい。
「あ!もしかして」
ギクッ。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「友達の彼氏」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
監修:ママ広場編集部