1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[52]です。
産後二日目でも慌ただしく過ごし、体力的に限界を感じていた上に手術後の痛みに不安があったチコさんでしたが、看護師さんから聞かれた「この子、アダプトするの?」という驚愕の質問に我に返り、腹の底からノー!と否定したのでした。
初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[52]
チコさんの主治医、ドクター・レイノルドが「調子どう?」と笑顔で様子を見に来てくれました。
痛みはあるものの頑張って歩いたり元気なジョセフくんのお世話をしているし、縫合部も問題なさそう。それを確認したドクター・レイノルドがチコさんとボビさんに伝えたのは・・・
「明日、退院できるよ!」
・・・え?現在、産後二日目・・・
もう少し入院していたいな、と希望しかけたチコさんとボビさんに、ドクター・レイノルドが更にすごい情報を伝えてくれました。
「ものすごい大型のハリケーンが近づいてるけど、準備してる?」
それを聞いた二人は即答します。
「明日の朝、出ていきます!」
ハリケーン(しかも大型)が近づいているなら、いろいろ買いだめをして準備しなければなりません。
お腹の痛みよりも何よりも、ハリケーンに備えることが優先されたのでした。
[53]に続きます。
チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。
------------
術後3日後の退院!外国では産後すぐに退院と聞いたことはありましたが、帝王切開でもそんなに早くに退院許可が出るのですね!ジョセフくんにとっては人生初のハリケーン!
[ママ広場編集部]