[5-2]え、原因は私?母子分離不安「お子さんにストレスがかかることは?」触覚過敏「くつ下が履けない」|ママ広場マンガ

前回の話
この頃、毎日のようにネットを検索していたまちさん、そこで見つけた『感覚過敏』という言葉・・そこには『発達障害』『ストレス』というキーワードもありました。そして区役所のホームページで案内されていた療育センターに電話したのですが・・。「子どもが下着を嫌がって着てくれない」という相談に「はあ?大きい服着せれば?」と心無い言葉・・限界ギリギリだったまちさんにはとても辛かったのでした・・。

触覚過敏「くつ下が履けない」[5-2]


療育センターの電話対応に心が折れた私。
とはいえ、病院を受診しなことには話が進まないと思い、病院を検索することに。
以前近くの小児科でパンツが履けない、ということは伝えていましたが、イヤイヤ期の一環だと思われていた可能性もあり、特にアドバイスもありませんでした。

どこに相談しようか。このままではダメだ。と必死になていた時に見つけた家から1時間ほどの場所にある病院を予約しました。
私自身、かなりのストレスと、着替えに対する憂鬱が溜まっていたので話をすることに。

そして・・
出された診断は
「母子分離不安」でした。

母子分離不安・・?
なんだろう・・ピンと来ない・・・

頭の中は「?」でいっぱいでした。
私と離れたくないためにストレスがかかり、そのような行動になっているのでは?とのことだったのですが・・

「お子さんにストレスがかかるようなことはありませんでしたか?」
「ええと・・」

ストレス・・
保育園に行かせていること、
2歳になる前に、急な入院で離れ離れになり、そのまま断乳したこと・・いろいろあるけれど・・

パンツを無理矢理履かせていること?
着替えのことで、娘も私も疲弊していること?
私が仕事をしていること?
保育園に行くこと?
私が怒ること?・・もしかして私が娘のストレスの原因!?

全部原因とも思えるし・・
全部違う気がする・・

そんなモヤモヤした気持ちを抱えていました。

「どれが原因とは言い切れないので」

と、薬の処方はなく、週に1回先生が子どもと話をする事になったのですが、
これで解決に向かうのかどうなのか・・私のモヤモヤは残ったままでした。

それでも、今は一つ一つ今できる事をするしかない・・そう思いました。

娘がパンツを嫌がらないようにできるなら、『イヤ』と思っていることが解消できるなら、と、自分の怒りをコントロールする本を読み実践することに。
結局、追い詰められてギリギリだったこともあり、何度実践しても上手くいくことはありませんでした・・。

※このお話は、ある親子の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「くつ下が履けない」は毎日更新します。おたのしみに!

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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

脚本:のきわだ  
1児の母。子育てに奮闘中。

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

編集:ママ広場編集部 

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