我慢できない!乾燥する季節になると子どもが肌を痒がる、搔きむしる・・家庭でできる乾燥を防ぐ4つのポイント

寒くなると、子どもの肌乾燥に悩まされる方も多いのではないでしょうか?今回は美容師であり、化粧品の開発にも携わっている(株)PLAS Wam代表取締役、嶋田純子さんにお話をお伺いしました。
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寒くなるとお子さんが痒がったり、肌を掻いていたりしませんか??
子どもの肌は、大人の肌よりも乾燥しやすいことはご存じでしょうか?
それは皮膚のバリア機能が未熟なため。
さらに、冬場は空気が乾燥してしまいます。そのため、この季節は肌が乾燥しやすくなってしまいます。

子どもの肌を乾燥させないために家でできることはある?


お部屋の乾燥を防ぎましょう
加湿器などで部屋の湿度を保つようにしましょう。
寝る前に濡れたタオルをハンガーにかけて置くだけでも違うので試してみてくださいね。

お風呂はぬるめに
お風呂は身体を温めることにより痒み感じやすくなるため、湯船に浸かる時の温度はぬるめに。
入浴剤を使用するときは刺激のないものや、保湿力の高いものを選ぶとよいでしょう。

保湿剤はこまめに
子どもはまだ一人ではしっかりと保湿ができない場合があります。
保湿剤は自分の肌に馴染みがいいものを選ぶことをおすすめします。
お風呂上りに保湿剤を塗るなど習慣がつくといいですね。

衣類、寝具は肌に刺激や痒みを感じるものは避けましょう。
ウールやチクチクする素材のもの、ポリエステルなど化学繊維もなるべく避けた方がいいです。
肌に優しいといわれている綿やシルクなどもありますが、お子さんの肌に合う素材を選びましょう。




私自身の体験ですが、幼少期からのアトピー性皮膚炎と、美容師になってからの重度の手荒れの改善の為、十分な水分補給と腸内環境を整えることを行いました。
人間の身体は70%が水分といわれているため、水分が不足すると乾燥につながると考えたからです。

また、痒みがひどかったり、見た目の皮膚の状態がよくないと、精神的にも辛いと思います。そんな場合は自分達で判断をせず、皮膚科にいくことも大切だと思います。

冬の気候は大人の肌はもちろん、子どもの肌にとっても辛いもの。
普段の生活から気を付けて、少しでも快適に過ごせるよう心がけていきたいですね。

[執筆者]

嶋田 純子(しまだ・じゅんこ)
・ヘアー&トータルビューティーサロン
「Wam: hair &total beauty」オーナースタイリスト

・敏感肌専用スキンケア商品販売
株式会社PLAS Wam 代表取締役

[プロフィール]
美容師になってからの重度の手荒れと、
幼少期からの重度のアトピー性皮膚炎に苦しんできた経験を生かして同じように肌の弱い方が安心して使えるスキンケア商品を開発している。

馬油を主成分とした敏感肌専用のスキンケア商品「COCOMAYU」
https://cocomayu.jp/

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