前回の話
鯉のぼりの話が出てかれというもの、義母からは鯉のぼりの写真が送られてくるわ、義父はご主人に電話をかけまくるわで大騒動のいよさん、「え・・?お義父さんってそんなキャラだったっけ?」と、少し前は「いよさん達の意向を聞かないとね」と言ってくれていたはずの義父のキャラ変にびっくり!すると突然ひなちゃんが「こいのぼりかっちゃいやだぁああ!!」と泣き出して・・!!
マンションなのに2mの鯉のぼり[9]愛されてるなぁ!家族みんなが息子にあげたい鯉のぼり
翌日幼稚園に登園した時のこと
「おはようございます。・・あの、昨日夜寝る前に大泣きしちゃって・・『こいのぼりは幼稚園にいるのー!!』って・・」
「おはようございまーす!あっ、そうなんです~!今みんなで鯉のぼりの作ってるんですよ~!」
「ひなちゃん、すっごく上手で、『弟くんにあげるんだ~』って一生懸命色を塗ってましたよ!」
そして・・
「みんな結構自由に塗ってるんですが、『どう描いたらいい?』って私達に何回も確認して真剣に色塗りしてます!色もとってもかわいいんですよ!」
と先生が教えてくれて
「いのに・・」
「そうだよね?ひなちゃん」
「うんっ!」
ひなが大泣きしたのは、鯉のぼりのを買ったら、自分が作った鯉のぼりを飾ってもらえないと思ったからでした。
「みーんな、いのに鯉のぼりをあげたいんだ・・愛されてるなぁ」
と実感した私は・・
義父母と揉めているのがなんだか可笑しく思えてきて・・
義父達が買いたがっている大きな鯉のぼりについて、ある決心をしたのでした。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「マンションなのに2mの鯉のぼり」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集・作画:めめ
めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。