[17-2]義母優先夫|既読にもならない妻
実家ではじいじと楽しそうにお話するショウくんを見て大丈夫そうだとホッとしたカナコさん。ユウタさんから何度か電話やメッセージが届きましたが全て無視しました。
帰宅したカナコさんにユウタさんは「遅かったじゃん?連絡くれてもいいだろ?」とすぐに言いましたが
カナコさんはきょとんとして「え?お義母さんと電話するのに邪魔になるかと思って。」と、全く気にしていない様子です。
「ねぇ、なんかさ、感じ悪くない?確かにさ、ショウから目を離したのは僕が悪かったよ?でもさ。」不満をぶつけました。
カナコさんは怒るでもなく、何の感情もない様子で「でもなに?もう、私の中であなたが大切ではなくなっただけ。」驚きを隠せないユウタさんに「あなたはお義母さんが一番なんだから。こちらのことはお気遣いなく。」と更に言いました。
そのタイミングでいつものようにユウタさんの電話が鳴りました。
「ほら、大好きなお義母さんからじゃない?出たら?」カナコさんはニッコリ笑って言いました。
夫婦がすれ違い始めてしまいましたね。でも同じ空間にいてもユウタさんはいつも義母と電話で話しているので、カナコさんはずっとひとりだったのですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作者:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。