前回のお話
米田先生から伝えたいことがあると言われた赤井ふみさん。それは、娘ちゃんの「今」を大切にしてあげてほしい、というものでした。「短い子ども時代は人生の基礎となる大事なときだから、自分の目指す塾は小学生であることを大切にした場所でありたい。どんな小学生も小学生らしく学ぶことから置いていかない!」と米田先生は語ったのでした。それから何ヶ月か経ち、娘ちゃんが学年が上がる季節になり・・・。
ムスメが学童でトラブルに巻き込まれたお話64
春になり、赤井ふみさんの勤めている会社の方針が変わり、自宅勤務から事務所勤務に戻るようお達しが出ました。
残り少ない自宅勤務に勤しむ赤井ふみさん。
「ただいまぁ~」
と娘ちゃんが学校から帰ってきました。
「あっおかえりムスメー」
仕事をしながら娘ちゃんに声をかける赤井ふみさん。
娘ちゃんは4年生になりました。
学童に行っていた頃にはできなかった友達との下校が楽しいらしく、学童に行くと言わなくなっていました。
学童でのストレスで抜けてしまっていた娘ちゃんの髪もすっかり元に戻りました。
さらに、娘ちゃんはあの頃よりも心身ともにしっかりしてきて留守番を充分任せられるようになり、より学童の必要がなくなっていました。
そんな娘ちゃんの姿を見ながら
(この分だと自宅勤務が終わっても大丈夫やな。でも・・・さすがに夏休みとかの長期休みはどうしようかな・・・。
学校の学童はまだ定員がオーバーだしなぁ・・・)
と考えていた赤井ふみさん。
と、ここでハッと気づきます。
(そういうための民間学童じゃね!?)
と・・・。
[65]につづきます。
赤井ふみ
のんびり屋の私と元気いっぱいのムスメ、時々オトンで送る生活で起こったことやわたしの体験談を絵にしています。
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放課後の子どもの過ごし方、悩みますよね。しっかりしてきたとはいえ、長期休みは朝から夕方まで一人で留守番させるのはちょっと心配です。そんなときのための民間学童ですが・・・。
[ママ広場編集部]