前回の話
元彼女ジュリ実さんによる妻めいさんへの付きまといがきっかけで、ろみ緒さんはまだ気持ちがジュリ実さんにあることを確信しながらも、家族のことを想いもうジュリ実さんに会わないと決めました。ところがろみ緒さんの決意が全く通用しないジュリ実さんは、ろみ緒さんの通勤を狙って待ち伏せしていました。どうしても夫婦カウンセリングに付き添ってほしいジュリ実さんは、その理由をカウンセリングを受けようと提案したご主人から「一緒に」ではなく「別々に」と言われたのだと訴えます。自分が心休まるのはろみ緒さんだけだと思い込むジュリ実さんです。
妻は2番目に好きな人[66]
涙を流しながら、人目も気にせずもたれかかってくるジュリ実さんに、ろみ緒さんは焦るばかり。それでもジュリ実さんは「一緒に来てくれる?」と迫ります。
カウンセリングに付き添ってほしいといくらお願いしても聞いてくれないろみ緒さんに、ジュリ実さんは「じゃあやっぱり奥さんにもう1回話してわかってもらう。それでいいんでしょ」と、全く話が通じません。
ろみ緒さんは必死に、離れて欲しいこと、めいさんには会いに行かないで欲しいことを訴えました。
その夜。
帰宅したろみ緒さんは、平静を装いつつも頭の中はジュリ実さんの事でいっぱいでした。まさか待ち伏せされているとは思わなかった焦りと、ジュリ実さんを心配する気持ちがまだあるろみ緒さんです。
一方、ジュリ実さんはご主人と電話をしていました。話し合いを提案するご主人に対し、ジュリ実さんは「何を話すの?!本当に自分勝手!」と取り乱した様子で思わず「ろみ君なら」と口走りました。ろみ緒さんの存在がご主人に知られた瞬間でした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
とうとうご主人にろみ緒さんの存在が明らかになりました。