前回の話
PTA役員決めのくじ引きで役員に選ばれた美咲さん、すると「上の子で役員を経験している人は免除されるという暗黙のルールありました!」と主張されましたが、先生にお願いされ渋々引き受けることに。後から「役員になっちゃったのはゆうくんママのせい!」と聞こえるように言われ嫌な気分になったひかるさん、そして後日・・
PTAはトラブルの予感[4]希望していない係、しかもリーダーにされた・・
ひかるさんの息子ゆう君が通う学校では、6年生になるとPTA役員にならなくても係を受け持つことになっています。
事前に第3希望まで係の要望を出しますが、もしその第3希望の中に入れない場合は、その際に話し合いが持たれることになっています。
ある日、配布されたプリントを見たひかるさんは思わず
「えっ!!何・・・これ・・・」
声に出してしまうほど驚きました。
『PTA役員並びにかかり分担表』と書かれたプリントには、
卒業祝賀会係にひかるさんの名前が・・・しかも、リーダーとして発表されていたのです。
第3希望までにもこの係を希望していなかったにもかかわらず、まさかのリーダーに、ひかるさんの頭の中は「なんで??」がいっぱいでした。
プリントに書かれた係分担表をよく読んでみると、第3希望の中に入れない場合でも今年は話し合いをせず、役員で振り分けを行いました、とあります。
そして、卒業祝賀会係の他のメンバーは、普段から仲良し4人組のママさんたち。そこにひかるさんがポツンといる格好になります。
「・・・うそ・・・まさか・・・わざとじゃないよね・・・」
役員決めの日、帰り際に大きな声で「ゆう君ママのせい!」と怒っていた平上さんの顔を思い出しながら、ひかるさんはついそんな風に考えてしまうのでした。
続きます
次の話
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:めめ
めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。