前回のお話
自分の娘に犯人だと言われたスミレちゃんのお母さん、謝るかと思いきや「別にいいでしょ?迷惑かけてないし・・」と開き直って・・(汗)どうして娘の写真を使ったのかとハナちゃんのお母さんに聞かれ、「若い子だと反応がいいから」とあっけらかんと答える始末、子どもたちに被害があってからでは遅い!と反論されると「大げさじゃない?」と暖簾に腕押しで・・。挙句の果てに「お子さんがみんなにかわいいって言われてるんだから感謝してほしいくらい」と言い出して・・
SNSなりすまし[10完]気持ち悪いだけじゃん?
自分の非を認めようともせず、開き直るスミレちゃんのお母さん、すると、
「ねぇ!とりあえず、ここでアカウント削除して!」と言い出したスミレちゃん、
「な、なによ」と驚くお母さんに、
「友達に迷惑かけないで!!」と続けるも、
「迷惑かけてないじゃないっ、ただの遊びよ」と相変わらずなお母さんに・・
「どうして??どうしてこんなに迷惑かけちゃうの??お母さんがかわいいとか言われてないよ?
この人たち、お母さんを見てないよ?気持ち悪いだけじゃん?」と目に涙を浮かべていうスミレちゃんは、さらに続けて、
「おばさんが中学生のふりしてるのも、中学生にこんなコメント送ってくるのもおかしいよ!もう・・やめてよ!」
スミレちゃんの真っ直ぐな思いに、お母さんもやっと気づいたのか、
「わかった・・わかったわよ」とその場でアカウントを削除したのでした・・。
そして、
「もう、娘の写真は使わないと約束してください」と言うハナちゃんのお母さんに、
「はいはい。わかりました。これでいい??」と言い捨てて家に入ってしまったスミレちゃんのお母さん・・
一方的に閉められた扉を見つめながら、ハナちゃんのお母さんとアキちゃんのお母さんが立ち尽くしていると・・
「ハナちゃんのお母さん、本当にごめんなさい・・」と謝るスミレちゃん、
「ううん、スミレちゃんは悪くないよ」と伝えると
「母には私からもう一度言っておくので・・本当にごめんなさい」
と深々と頭を下げて家に入って行ったスミレちゃん・・
その姿を見つめていた二人のお母さん・・
「あとは、約束を守ってくれるのを願うばかりだね・・」とアキちゃんのお母さんが言い、
「うん・・。スマホを持ってなかったらトラブルって巻き込まれないと思ってたけど・・違ってた」と答えるハナちゃんのお母さん・・
帰った後、アカウント削除の話はハナちゃんとアキちゃんに伝えましたが、本当に気持ちの悪い出来事でした。
スマホを持っていなくても、トラブルに巻き込まれることがある・・
皆さんもどうぞお気をつけて。
完
次回ママ広場オリジナルマンガは「姉と比べられて育った私」です。お楽しみに!
[1]できる姉とできない私。追いつけない。頑張ることを諦めた。姉と比べられて育った私
--------------------------------
※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ
めめ のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。