前回の話
食事の用意をしたにもかかわらず、外食しに出かけてしまった義母と義弟家族。大量の紙袋を抱えて帰宅、中身はおもちゃに生活用品、そして義弟夫婦の衣類まで・・。もちろんお会計は全て義母。ユキさんご家族には一度もしないのに・・。夕ご飯になると「俺たちに残り物を食べさせるの！？」と義弟が言い出してお寿司をとることになり、「残り物」を食べるユキさんはなんとも言えない気持ちに・・
せびる義弟と貢ぐ義母【４】年金が無くなるとしわ寄せは私たちに。
リビングでお寿司を囲む義母と義弟家族、すぐ横のダイニングテーブルではお昼に作った料理を食べるユキさんと孝雄さんの姿が・・
「作りすぎちゃってごめんね・・」
と謝るユキさんに
「ユキが謝ることなんてひとつもないよ。
いつもありがとう。こっちこそごめんな。後で母さんにもよく言っておくから」
と言う孝雄さん。
そして・・
当然ながらお寿司の支払いは義母、
「おばあちゃんごちそうさま！」
とお礼を言う子ども達に
「いい子だからお小遣いもあげるからね」
という義母・・
義弟家族が来る度に、交通費や子ども達のお小遣いを渡し、
「今月も生活が苦しくてぇ～」
と言う義弟嫁小春さんには
「ほら、もってき」
とお札を数枚、
帰り際には生活費も渡しているのをユキさんは知っていました。
義母のお金だから自由に・・
と思われるかもしれませんが、
義弟のために、年金のほとんどを使ってしまう義母、
そのため毎月お金が足りなくなってしまうのです・・。
ある日の病院では、
「あら・・診察代が足りないわ。ユキさん出してくれる？」
と言われたり・・
ユキさんと孝雄さんが、義母の生活にかかる費用を出しているそうなのですが、
「今月も病院のお支払いできなくて、代わりに払って、もちろん薬代も・・通販の荷物も代引きで届いて３万円支払ったのよ・・」
とユキさんが話すと
「えぇ・・また今月の年金も使い切ったのか・・うーん・・」
そう呟く孝雄さんは、無理がない範囲で義母のやりたいことをさせたいと思っているようなのですが・・
正直、このままではお金が出ていく一方で、生活がままならなくなるのでは！？と心配が募るユキさんでした・・
続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「貯金が無い！せびる義弟と貢ぐ義母」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに！
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
［脚本］ママ広場編集部 ［作画］にこ
にこ
子育て、日常記録を描いています！
長男とーくん（８歳）、次男おーくん（５歳）、長女いーちゃん（２歳）
