前回のお話

3歳の女の子あーちゃんのママであるたにさんから、知人あおいさんが義父母と義妹親子に悩まされた実体験をもとにしたお話の最終話です。
誕生日にもらったプレゼントに対しても「新作が良かった、こんなの要らねー」「新しいの買ってきて」と失礼な態度が全く変わらない義妹の息子、太郎くん。でも今までとは違い、ヒロさんにピシャリと言われて焦った太郎くんです。

義父母と義妹親子が嫌だ![86完]

いつものように誕生日プレゼントに文句を言ったら、ヒロさんに「じゃあいらないんだな」「何かもらったらまずは『ありがとう』だろ」と叱られた太郎くん。いつもと違うヒロさんの様子に少し戸惑いと焦りが見えました。
悔しそうにしばらく黙っていましたが、
「いる!いるから!!早く返してよ!」と怒ったように言いました。・・・逆ギレ・・・ですね。

「じゃあなんて言うんだ?」
「ありがとう!」怒った顔で、吐き捨てるように言った太郎くん。
「はいどうぞ。あんまりやりすぎるなよ。」と言ってゲームを渡してくれて、帰宅するヒロさんの後ろ姿に太郎くんの怒号が飛びます。
「ヒロ兄のバカっ!もう知らねえ!」

帰宅後、太郎くんの怒りの様子をあおいさんに伝えたヒロさんは、
「でもあおいの言う通り、ダメなことはきちんと言わないと太郎が可哀想だしなぁ・・・」
ヒロさんは、このまま大人に甘やかされたまま育つ太郎くんの事が心配になったのでした。

その後、ヒロさんは太郎くんとの接し方に苦戦しているようです。(前より物をあげたり遊びに行くのもやめたらしいです。)
太郎くんが今後どうなるか関係ないし、はるかちゃんとこはるちゃんにしたことを許せないと思っているあおいさんですが、周りが甘やかしてばかりで何が悪いのか教えてもらえなかった太郎くんの事が少し可哀想だと思ったそうです。

[完]

たに
一児のママです。実録漫画を描いています!

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あおいさんのおっしゃる通り、太郎くんが教えてもらえていないことは、人としてとても大切な事ですから、これから義父母やよし子さん、ヒロさんたち周りの大人が軌道修正させてあげられるよう、願います!
[ママ広場編集部]

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