高校の同級生カナからの連絡により、信也がママさん達にしていたデリカシーのない行動を知ったサチ、すぐにカフェに駆け付け「何やってんの(怒)!?」と信也に詰め寄りますが「ちぇっ」とふてくされる信也に、「後で説教な」と告げ、かずくんとたっくんママさん達に謝りました。ママさん達から「子ども達とたくさん遊んでくれたし写真も・・」と言われ、写真のことを知らなかったサチはグループチャットを確認、かずくんママのスマホから信也に電話すると、「あ、かずくんママ、よかったら飲みに・・」と懲りない信也に呆れ返るのでした・・。
[11]えげつない夫と甘やかし義母
「おい。」
「!!・・ゲッ。サチ・・」
「お前・・あとでこの件についても説明な。」
かずくんママのスマホから信也に電話したサチ、電話に出るなり、かずくんママを飲みに誘う信也のアホさ加減に呆れていたところ、
声を聞いて、すぐにサチだと気づいた信也が動揺、有無を言わさずきっちり後で話し合うことを伝えました。
「アイツ、私が知らないスマホ、もう一台持ってる・・」
「えっ?じゃあ、この写真は・・」
「初めて見ました」
かずくんたっくんママさん達に向き直り、信也が隠し持っていたもう一台のスマホの存在を伝え、グループチャットの存在はもちろん、この写真も初めて見たことを伝えました。
元々は、「みんなが遊んでいる姿を家から出られないサチに見せてあげたい」と言って撮影したものだったのに・・。
「ごめんなさい!私に内緒でもう1つスマホを持っていたみたいで・・。このアカウントブロックしてもらえますか?夫がご迷惑をおかけしてすみません・・」
そう、サチが伝えると、
「じゃ、コウキくんママ、連絡先交換しましょ~!」
「えっ、いいんですか?」
「もちろんですよ~」
「ありがとうございます。」
かずくんたっくんママさん達は二人で顔を見合わせ頷いてから、あらためて連絡先交換を申し出てくれたことに驚くサチ、
「信也があんなことをしたのに・・」と申し訳ない気持ちになりながらも、二人の優しさに感謝してありがたく申し出を受けたのでした。
ところで・・信也は、事の次第を説明してしっかり反省できるのでしょうか!?
[12]に続きます。
「えげつない夫と甘やかし義母」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi