JK姪の対応にちょっと悲しくなった。『親しき仲にも礼儀あり』を子どもにしっかり教えようと思った出来事。

最近ハッとした事がありました。
ことの発端は大好きな姪っ子に高校入学祝いとお誕生日祝いを兼ねてお小遣いをあげたことでした。

兄の娘で、私にとって初めての姪だったので、赤ちゃんの頃から特別に可愛がってきました。彼女の方も私によく懐いてくれていて、小さい頃からよく「りんねぇねがママだったらよかったのに〜」と爆弾発言(⁈)をしてくれたものです。

ここ数年は部活や受験などもあり、会う機会は減っていますが、私たちが実家に遊びに行くと、時間が合えば年の離れた従兄弟であるうちの子供たちに会いに来て、とってもよく可愛がってくれています。姪っ子は四人兄弟の長女なので小さな頃からとても面倒見が良く、私も安心して愛する子供たちのお世話を任せられるんです。

そんな姪っ子が、今年めでたく高校生になりました。
私自身兄にはお世話になっているし、姪っ子には子供たちも可愛がってもらっているので、お誕生日のお祝いにお小遣いをあげました。

コロナの真っ只中な事もあり、直接ではなく間接的に渡しました。可愛い姪っ子の喜ぶ姿を想像し、手紙まで書いちゃいました。



そろそろ手元に届いたかな、というタイミングの週末、たまたま兄に用事があったのでこちらから連絡しました。
電話に出た兄の方からお小遣いに対するお礼があり、そのまま用件も済ませました。
その時兄の方から、嫁(義姉)と娘(姪っ子)もちょうどお礼の連絡を入れようとしてたところだからちょっと待っててと、まずは義姉に電話を代わりました。

義姉の方からお礼の言葉を受けているその時。
「りんちゃん、ちょっと待ってね。」の後、受話器越しに小声で「ほら○○(姪っ子)、りんちゃんだよ」って聞こえて、姪っ子に代わるのかなと思ったその瞬間。
「え?いい?あ、うんうん、わかった、はいはい」と、義姉の囁き声がバッチリこちらまで聞こえてきて...
「りんちゃん、ごめん!○○ちょうど今どっか行っちゃったみたい。お祝いすっごい喜んでたよ。お手紙もありがとうね!」と、義姉。

あのね、聞こえてますよ... 真横にいるんでしょ?

まぁ高校一年生だし、そういう年頃なのかな、とか。思春期だしね。面倒な時や話したくない時あるよね。
人とコミュニケーション取るのってたまにめんどくさい時あるしね... とか色々考えたものの、正直な少し傷付きました。
「お祝いありがとう!」って一言言うのもめんどくさいのかな?

ありがとうって言われたくてあげたわけじゃないし(そりゃあ喜ぶ反応は見たかったけど)、いつもうちの子供たちを可愛がってくれてることに対する感謝の気持ちや、JKになって色々とお金も使いたい年頃だろうからと思ってあげたお金だから、このヤロ~返せ!とか、あげなきゃよかった!とは思わなかったんですが、ちょっとかなしくなってしまいました。

その後、義姉に対してちょっとモヤッとしたんです。
高校1年生にもなる娘が「自分でお礼を言いたくないからママが言って」という要望を受け入れてしまうの?と。
私が若かりし頃そんなこと言おうものなら私は絶対に親に叱られただろうし、私自身、自分の子供たちにも何かあったときには必ず自分でお礼をさせています。
あの場に兄がいたら、きっと姪っ子に注意していたはず...
それとも兄もグルだったのか⁈笑



これってどう育てられたかの違いなのかなと考えました。
私は誰かに何か良い事をしてもらった場合は必ずきちんと自分で御礼をしなさいと言われて育ちました。
でも義姉は、家族の誰かが相手に御礼さえすれば、誰がしたかという事は大した問題ではないという環境で育ったのかもしれない。
我が家では当たり前だった事が必ずしも他の家庭で当たり前とされている事とは限らないんですよね。

でもこれって私と義姉の感覚のズレ... これって絶対に逆もありきですよね。
私が義姉を驚愕させた回数の方が間違いなく多いことでしょう。御義姉様、一瞬でもイチャモンつけてごめんなさい。

でもこういう事って、言われないと気付けない場合が多いですよね。
『常識』って実はかなり個人差があって曖昧だったりする。
むしろ正解とされる常識を知らない人の方が多いケースも少なくなかったり。

さて、どうしたもんか...

考えた結果。
やっぱり正しいと思う事をめんどくさがらずにやるしかないのかな、と。
このくらいなら許されるかな?っていう甘え。これは要注意です。親しき仲にも礼儀ありっていいますもんね。

子供ができると、必然的に人付き合いの幅が広がります。が。例えばどんなに感じがよくて仲良くしてくれてるママ友でも、普通の友達とは少し違うもの。

どんなに忙しくても、どんなに面倒くさくても、どんなに小さな事でも。このくらい大丈夫かな、とか、このくらいなら大目に見てもらえるかな、みたいな考えはやっぱり良くないなと。だって「このくらい」の量が自分と相手と同じとは限らないですから。人間関係なんて脆いもので、びっっっくりするような小さな事で亀裂が入ったりしますよね。
めんどくさいなぁと思う事もありますが、そこに子供が絡んでいるときなんかは尚更、気を付けないといけないなと思いました。
常識なんて曖昧なもの、といえども、ある程度の事は親が判断して、子供たちにもきちんと教え伝えていかなきゃいけないな、と考えさせられた出来事でした。

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