前回の話
夫ユウタさんと2人で過ごせそうな時間になると必ずかかってくる義母からの電話。しかもユウタさんがいつも電話を最優先させることに妻カナコさんはモヤモヤしていました。そんなある日、カナコさんはユウタさんが自分の1日の予定を毎日義母に連絡していることを知りました。理由は義母から電話がかかってきた時に出られなかったらかわいそうだとユウタさんが言いました。そして「僕が母さんと電話してたくらいで怒るなよ、カナコは心が狭いな」と言われてしまいました。
義母優先夫[8-1]せっかくなのでご挨拶します
夕食時、いつものようにユウタさんが席に着いたタイミングで義母から電話がかかってきました。ユウタさんがテレビ電話モードにしてスマホをテーブルに置いた瞬間。
(よしっ!!)カナコさんはこのタイミングを待っていたのです。
満面の笑みでユウタさんのスマホ画面に登場したカナコさんは「お義母さん、ご無沙汰しておりますー。」と挨拶しながら割り込みました。
ユウタさんが驚いても気にせず「せっかくだからこれからはご挨拶しようと思って」と引きません。
「あら。カナコさん、ユウタと話すから大丈夫よ。」と、義母も笑顔で対応してきました。「そんな~。寂しい事言わずに。」譲る気のないカナコさんは「ユウタさんはさっさと食べて。」と、義母はユウタさんに電話をかけてきたにもかかわらず、食事をするようにすすめました。
カナコさん、一緒にテレビ電話に参加することにしたのですね。ユウタさんとお義母さんが側で話しをしているのを聞きながらひとりで食事するよりはずっと良いのかもしれませんね。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。