[36]出産から退院までお腹の子の「父親」として扱われた兄。兄と姫|ママ広場マンガ

前回の話
ひとりでお腹の痛みに耐えながらも不安になったきみこさんが電話したのはタカシさんでした。始めはそっけない態度だったタカシさんも、痛みに耐えながら、急に電話したことを謝るきみこさんを放っておけなくなり、急いできみこさんの元へ向かったのでした。

兄と姫[36]本当に最低だった。


きみこを連れて行った産院では、当然お腹の子の「父親」として扱われる兄。

兄はずっときみこの手を握り、出産に付き添ったのです。

そうして、きみこは元気な女の子を出産しました。


その後、きみこの退院時も付き添った兄。
「何から何まで本当にありがとね・・・」
と、きみこはお礼を言いました。

そして、ずっと伝えなくてはいけないと思っていたことを兄に涙ながらに伝えました。
「私、本当に本当に最低だった。ごめ・・・」
言いかけたところで

「今度」
と、兄はきみこの言葉を遮りました。
「妃を連れてくるよ。」
優しい笑顔でそう言ったのでした。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「兄と姫」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

脚本:のきわだ  
1児の母。子育てに奮闘中。

作画:dechi  

監修:ママ広場編集部

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