前回の話
コンビニで偶然会ったレンと仲の良い女の子カナコとモカの2人に、「あ!レンの!」と言われたミカは、また悲しくなって大泣きしてしまいました。コンビニで昨夜のレンとのやりとりを話したミカに「え?それでこんな顔になるまで泣いたの?」と驚く2人。「だいじょうぶ?」と聞かれ、「だいじょうぶじゃないですーーー!わーーーん」とさらに大きな声で泣き出してしまいました。そんなミカを見て「・・とりあえず場所変えよ」と、3人はカラオケ店に向かいました。
献身女子とハリボテ王子[27-2]彼はアクセサリー
カラオケルームのソファに座り、「・・ご・・ご迷惑を・・おかけして・・ぐすん」と涙をこらえつつ謝るミカに、「イヤイヤ・・大丈夫??」というモカ、「・・本気だったんだ・・レンに・・」と言いながらティッシュを差し出すカナコ。
「ありがとうございます。・・うぅ・・ぐずっ・・お、おふたりは・・ほっ・・ほんきになって・・ない・・んです・・か??」とミカがたずねると、「あーーー、アレはアクセサリーみたいな?」「ほらっ・・連れて歩くにはいいじゃん。顔だけはいいし」と答える2人。
「で・・でもぉ・・すごいやさしいじゃないですかぁ・・」と思い出しては泣き出すミカに、「あー・・あれは・・優しいって・・いうよりは・・ねぇ」と半分呆れたように言うモカ。
すると、「うん・・ただのたかり??」と言うカナコの言葉を聞いて、「え・・」ミカは驚いて声も出ませんでした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。