前回の話
キョウコさんがお取り寄せとして出したローストビーフ。大好物に義母は喜んでひとりでパクパク食べ始めました。「別に好きじゃないわよ」と言いながら・・・。更には「余ったらお土産にいただける?」とまで言い出して、ご主人に図々しいと言われてしまいますが全く気にしていません。
私、義母に負けてません[6]そのまま返します「こんな大人になっちゃダメよ」
「あっすみません・・・ローストビーフ、今ので最後でした。」
義母がパクパク食べてしまったので空っぽになった入れ物を見てキョウコさんが言うと、
「隠してるんじゃなくて?」
と、またしてもあり得ない発言。そして・・・
またユイトくんに話しかけながらの間接的な嫌味が始まりました。
「ユイトくん、ママったらおばあちゃんにお土産あげたくないみたい。
ユイトくんはダメよ~、こんな意地悪な大人になっちゃ。」
泣き真似までして「可愛そうなおばあちゃん」を演じます。
「あのさ、我慢して聞いてればさっきからユイトに何吹き込んでるの」
と、夫が怒りでワナワナしながら言うと、
「別に本当のことを言ってるだけじゃない
ね~ユイトくん」
と、サラリと言ってのける義母。さらには
「ユイトくん聞いた~?
パパったら意地悪よね。おばあちゃんがちょっとお願いしただけなのに。」
と、ユイトくんを抱き上げ、すりすりし始めました。
「もう、絶対、母さんは誕生日会に呼ばない」
夫が宣言しました。
「ひどい!ユイトくん!パパこんなこと言うのよ
パパなんて嫌いって言って!
いやね本当に」
とにかくユイトくんを味方につけたい義母です。
最終話に続きます
ママ広場オリジナルマンガ「私、義母に負けてません」は毎日更新します。おたのしみに!
----------------
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。
監修:ママ広場編集部