[8]嫁いびり義母|気に入らないと「両親が他界しているから」と嫁に嫌味。夫婦の会話を立ち聞きする義母

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前回のお話

結婚を前提におつきあいしているミナさんと伸介さん。両親との顔合わせの場を設けるも、早くに両親を亡くし、出席するはずだったお姉さんが欠席になると義母は文句タラタラ!お金のことばかり質問する義母に疲れ切ったミナさんに、「結婚したら一緒に実家で暮らさない?」と言う伸介さん。「無理だったらすぐ解消すればいい」と押し切られしまい、結果同居することに。結婚式では、親族達と両親のいないミナさんの話で盛り上がる義母を見て、同居が不安になったミナさん。同居生活では、家事をしてもらうからと毎月10万円を義母に渡していましたが、一か月後にはミナさんのお給料も預かると言い出してビックリ!さらに一か月後、腰が痛いとかめまいがすると言っては、掃除や食事の支度をミナさんに頼むようになり、どんどん負担が増えてしまい、伸介さんに手伝ってくれるよう頼むも「家事のメインは女性」と言い出す始末。後日、「ごはんがあるっていいもんでしょ~」と言う義母を横目で見ながら、「夕飯準備したの私なんだけどな・・」とミナさんは心の中で呟きました。

1話目から読む

「今週末ゴルフ行ってくるわ」映画を見に行く約束が無かったことに

同居を始めて数か月が経った頃から、だんだん家事をしなくなる義母。何かと理由をつけては家事を押しつけられ、次第に負担が大きくなってしまったことから、伸介に手伝って欲しいと頼んだのですが、女の人がメインですることだ、手伝っているだろ?などと言い逃れるばかりで呆れてしまいました。

毎日10万円を受け取る代わりに家事全般をすることになっている義母は、ほとんど私に押し付けておきながら、帰宅してご飯ができていることに感謝する伸介に良い顔をするので、伸介は私が作っていることに全く気付かないどころか、楽させてもらっていると言われ溜息しか出ません。

そして次の日。
「朝ご飯できましたよ~」私がそう言うと、「こんなにちゃんとした朝ごはんは久しぶりだ。ありがとう」そう言って義父がやって来ました。

「おはよー。俺朝ご飯いらね。そうだ、今週末ゴルフ行ってくるわ~」あくびをしながら言う伸介に、「今週末?映画見に行く約束してたよね?」と言うと、「そうだっけ?こっちは付き合いだしさ」と言うだけ。

「はぁ・・久々にひとりで身に行こうかな・・」伸介に呆れ、心の中でそう思っていると、私の背後から人影が・・!

「声が聞こえたけど・・ミナさん、男性のお付き合いに口を挟むなんて。今の子はそうなの?それともご両親がいないから?」映画の約束の私たちの会話を聞いていた義母が文句を言ってきたので「す・・すみません」と思わず謝りましたが、両親がいないことを嫌味のように言われて傷つきました。

翌日。朝ごはんを作るのもやっぱりミナさん。支度ができたと声を掛けると、最初にやって来たのは義父。眠そうに起きてきては、朝ごはんもいらないと言う伸介さん、勝手に約束を破ってゴルフに行くと言い出し、ミナさんは「久々にひとりで行こうかな」と思っていると、話を聞いていた義母が「男性の付き合いに口を挟むなんて」と言い出したのですが、「ご両親がいないから」という言葉、全く関係ないのに!と怒りがおさまりそうにありません。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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