「今週末ゴルフ行ってくるわ」映画を見に行く約束が無かったことに

同居を始めて数か月が経った頃から、だんだん家事をしなくなる義母。何かと理由をつけては家事を押しつけられ、次第に負担が大きくなってしまったことから、伸介に手伝って欲しいと頼んだのですが、女の人がメインですることだ、手伝っているだろ?などと言い逃れるばかりで呆れてしまいました。
毎日10万円を受け取る代わりに家事全般をすることになっている義母は、ほとんど私に押し付けておきながら、帰宅してご飯ができていることに感謝する伸介に良い顔をするので、伸介は私が作っていることに全く気付かないどころか、楽させてもらっていると言われ溜息しか出ません。
そして次の日。
「朝ご飯できましたよ~」私がそう言うと、「こんなにちゃんとした朝ごはんは久しぶりだ。ありがとう」そう言って義父がやって来ました。

「おはよー。俺朝ご飯いらね。そうだ、今週末ゴルフ行ってくるわ~」あくびをしながら言う伸介に、「今週末?映画見に行く約束してたよね?」と言うと、「そうだっけ?こっちは付き合いだしさ」と言うだけ。

「はぁ・・久々にひとりで身に行こうかな・・」伸介に呆れ、心の中でそう思っていると、私の背後から人影が・・!

「声が聞こえたけど・・ミナさん、男性のお付き合いに口を挟むなんて。今の子はそうなの?それともご両親がいないから?」映画の約束の私たちの会話を聞いていた義母が文句を言ってきたので「す・・すみません」と思わず謝りましたが、両親がいないことを嫌味のように言われて傷つきました。
翌日。朝ごはんを作るのもやっぱりミナさん。支度ができたと声を掛けると、最初にやって来たのは義父。眠そうに起きてきては、朝ごはんもいらないと言う伸介さん、勝手に約束を破ってゴルフに行くと言い出し、ミナさんは「久々にひとりで行こうかな」と思っていると、話を聞いていた義母が「男性の付き合いに口を挟むなんて」と言い出したのですが、「ご両親がいないから」という言葉、全く関係ないのに!と怒りがおさまりそうにありません。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi