「俺を信じて。うちの親は鬼じゃない」信じた私がバカを見た


「今日の顔合わせ、お姉ちゃんが仕事で来れなくなったから何か言われるかな・・」とちょっぴり不安になり呟いた私。今日は、夫になる伸介の両親と顔合わせをする日。待ち合わせ場所で待つ私は、ドキドキしながらちょっぴり不安に。

そして、伸介の両親とご対面!
「こちらがミナさん。結婚しようと思っているんだ」伸介がそう言った後、「初めまして、斉藤ミナと申します」と挨拶しました。

すると、「初めまして。今日はお姉さんが来られなくなったとか?」険しい表彰でそうたずねる義母。「はい・・申し訳ありません。急な出張で・・」と謝罪すると、

「ミナのお姉さんは、〇〇社の課長で、すごく優秀な方なんだよ」伸介の言葉に、「それはすごい」と声をあげるお父さん。「でも今日くらいは・・ねぇ?」と姉が来られないことが気に入らないのか文句ばかり。

その後もずっと、姉が来ていないことがとても不満の様子の義母を見て、私はこの日を決めた時のことを思い出していました。
「伸介、お姉ちゃんが問い合わせの日難しいみたいだから、日程の調整できないかな?」私は事前に伸介に相談していたのです。

「ミナのご両親が事故で亡くなった話もしているし、お姉さんがんすごく忙しいことも話してあるからミナだけで大丈夫」伸介が優しくそう言ったものの、

「本当?失礼じゃない?顔合わせなのに・・」と不安になる私に、「大丈夫。俺を信じて。うちの親は鬼じゃないんだし」そう言われ、「そう?わかった・・」と納得して、姉が来られないことを承知のうえでこの日に決めたのです。

でも・・顔合わせの場で思いっきり不満そうな義母の顔を見て、「大丈夫じゃないじゃん」あれだけ言ったにもかかわらず、伸介の適当な対応が災いしたのか、顔合わせの当日にふさわしいとは言えない幕開けになりました。
伸介さんのご両親と初めての顔合わせで緊張するミナさん。伸介さんのご両親はミナさんのお姉さんが不参加だと知り、かなり険しい表情に。そもそも姉から連絡があった時、伸介さんに相談したにもかかわらず、「ミナだけで大丈夫」と根拠なく即答。「俺を信じて。うちの親は鬼じゃないんだし」そう言った伸介さんの言葉を信じてたのに・・「大丈夫じゃないじゃん」と心の中で呟くミナさん、義母の不機嫌そうな態度から、今後に不安を感じてしまいますね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi