「最近の子達はいいわよね~」何もせず平然と食事する義母の図々しさ

同居するようになり、家事をしてもらうからと毎月10万円を義母に渡していたのですが、突然「ミナさんのお給料も預かったほうがいいんじゃないかしら」と言われ、伸介の言葉もあり義母に通帳を渡すことに。その後、「腰が痛い」とか「今日はめまいがする」とか言い、掃除や食事の支度を頼まれることは多くなり負担が少しずつ増えていきました。
「伸介も、少し家事手伝ってくれない?お義母さんから頼まれることが多くて」私の言葉に、「えー・・家事は女の人がメインでやるもんでしょ。俺、今も手伝ってるじゃん・・」と不満そう。

「え??今、してる気でいるの?」私が驚いてたずねると、「準備してくれてたらゴミ捨て行くだろ~?食べ終わった後に自分の皿を流しに運ぶだろ~。あとはサッカー行く途中で、自分のスーツをクリーニングに出したり」と言い出す伸介に思わずぽかん。

「母さんだって・・『伸介は家のこともやってえらいわ。イマドキの人はいいわねぇ~。お父さんは何にもしてくれたことないわよ』って言ってたし」義母が言っていたことを自慢げに話す伸介に、

「でも・・私はお義母さんと違って働いているし、お義父さんは、伸介みたいに定時上がりできない感じでしょ。状況が違うと思う」そう言うと、「俺は!仕事が終わってから家でゆっくりしたいんだってば!」と大きな声で伸介が言いました。

そして後日。
「はぁ、帰ってきてご飯ができてるって幸せだなー」うれしそうに言う伸介に、「フフフッ、同居もいいもんでしょ~」と返す義母。

すると、「そうだよな~ミナも料理しなくていいんだし、楽させてもらってるよ。な」と平然と言う伸介。私は思わず無表情に。

「最近の子達はいいわよね~。昔は稼いだ以上家事を完璧にするのは当たり前だったのよ」と笑いながら言う義母。伸介と義母のやり取りを眺めながら、「今日の夕飯準備したの私なんだけどな・・」と心の中で呟きました。
同居を始めて数か月が経った頃、どんどん家事をしなくなる義母。いちいち理由をつけてはミナさんに家事を押しつけ、負担が大きくなったミナさんが伸介さんに手伝って欲しいと頼むも、すでに手伝っているつもりの伸介さんに呆れるミナさん。別の日に、ミナさんが作った料理をさも自分が作ったかのように言う義母にも、ミナさんが支度したことも知らず、適当なことを言う伸介さんも、何にもあてになりませんね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi