「ミナさんのお給料預かったほうがいいんじゃないかしら」義母の謎の理屈

結婚式で幸せを実感していた私のすぐ近くで、悪口三昧の義母と親族。両親がいないから、何かあったらこっちに迷惑がかかる、とでも言いたげな言葉を聞いて、同居に不安を覚えました。
そして不安ながらも同居が始まり、「本当の娘だと思って接するわね」義母にそう言われたのでした。
「はい。今月分の10万円。家事いつもありがとねー」そう言って伸介が封筒を差し出すと、「いいのよ。はい、しっかりといただきました」そう言って義母が封筒を受け取りました。
そして会社に行く時間に。
「いってきます」義父と私たちの3人がそう言うと、「いってらっしゃい」そう言って義母が見送ってくれました。

そして一か月が経ったころ。
「ミナさんのお給料、こちらで預かったほうがいいんじゃないかしら?」義母の突然の提案に驚く私に、「これから子どもが生まれたら、伸介のお給料だけでやっていかなきゃいけないのだし」

「最初から身の丈に合った生活をしないと後で困るのよ?ミナさんは、こういうことお母さんに習っていないでしょう?」そう言われ、「・・それが普通なの??」と疑問だらけ。

すると、「ミナ、母さんもああ言ってくれてるんだし?いいんじゃない?」伸介にそう言われて断る手段がなく、「分かった・・」そう言って「お願いします」と通帳を渡すと、「はーい」と返事をして義母が受け取りました。

そこからさらに一か月後のこと。
「歳かしら・・腰が痛くて、申し訳ないけどお掃除頼める?」そう言われ、「はい」と返事をして掃除をし、またある時には「今日はちょっとめまいがするのよ。夕飯の支度できる??」と言われ、やっぱり「はい」と返事をして夕飯を作る。そんな日が増えていきました。
食事や掃除といった家事をしてもらう、ということで毎月10万円を義母に渡しているはずですよね?体調が悪い時は確かにあると思いますが、じわじわとミナさんの役割が増えているのが気がかりです。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi