[3]嫁いびり義母|妻への当たりが強かった義母の態度を見ていたはずの夫から同居を打診されて不安しかない

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前回のお話

結婚を前提におつきあいしているミナさんと伸介さん。そろそろ結婚を、と両親との顔合わせの場を設けるも、両親を早くに亡くしたミナさんはお姉さんが出席することに。その後、お姉さんは仕事で来られなくなってしまいミナさんは不安でいっぱいに。伸介さんに事前に相談したものの、「俺を信じて。うちの親は鬼じゃないんだし」と言われ、当日は一人で行くことに。それを知った義母は文句タラタラで、安請け合いした伸介さんにモヤモヤするミナさん。その後、顔合わせの食事会では義母から質問攻めに。義父がフォローしてくれるも、お金のことばかり聞いてくる義母に、疲れ切って帰ったのでした。

1話目から読む

「結婚したら、うちの実家で一緒に暮らさない?」どの口が言う!?

姉が欠席になってしまった顔合わせでは、義母が冷たい口調だったものの、「それは苦労したんだね」と優しい言葉をかけてくれる義父のおかげで、何とかその場にいることができました。そして帰宅後、疲れ切った私は、義母から矢継ぎ早に聞かれた「お金」にまつわる質問を思い出し、気が重くなりました。

「お金の話ばっかりだったな・・両親がいないし・・金銭的に不安って思われたのかな」義母の質問が全てお金絡みだったことを思い出した私は、「はぁ・・」と思わずため息をつきました。

「両親と住んでた家もあったし・・学費も用意してくれてた。だから大学にも行けたけど、やっぱりお金がないって思われてるのかな」そんなことを考えていると、姉から電話が!

「もしもし?お姉ちゃん?」電話に出ると、「もしもしミナ?今日はごめんね。顔合わせ、大丈夫だった・・?」と姉のマナが言いました。

「仕事お疲れさま。えっと・・優しそうなご両親だったよ・・」仕事が終わったばかりの姉を心配させたくなくて、ちょっぴり(?)嘘をついた私。

「ほんと?よかったー!今度ちゃんとご挨拶するからね。本当にごめんね・・」と私の言葉に安心した姉はうれしそうに言い、「ううん。仕事が忙しいのにごめんね」と言いながら、

「お姉ちゃんには心配かけたくない」そう思っていたのでした。
そして、姉との電話を切った後、「結婚したら、うちの実家で一緒に暮らさない?」と伸介からメッセージが!「え・・実家で?」と思わず呟いたのでした。

顔合わせでの義母からの質問が全てお金絡みだったことを思い返していたミナさん。「両親がいないし、金銭的に不安って思われたのかな」と考えていたところ、姉のマナさんから電話が!行けなかったことを申し訳なく思って電話してくれたマナさんに「心配かけたくない!」と考えていたミナさんは、「優しそうなご両親だったよ・・」と嘘をつきました。その後、伸介さんから「結婚したら、実家で一緒に暮らさない?」とメッセージが届き、ミナさんは動揺・・顔合わせでの義母のミナさんへの態度を見ていたはずなのに、良く平気で「実家で暮らさない?」なんて言えますよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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