理想の働き方とは?? インフルで休んだ3日間、子ども達と一緒にいて感じたこと。

B!

まだまだ流行ってますね、インフルエンザ。
子供達の通う小学校では、学級閉鎖ならぬ学年閉鎖なんてことが起こっております。
私は結構体が丈夫で、子ども達→主人と感染が拡がっても、私だけはかからないというのが通例。
しかし、先日熱は上がらないもののなんだか悪寒と吐き気が続いてしまい……。
「胃腸風邪かな?」
と思いながら念のため受診したところ。
「今の時期インフル多いから、検査しときましょう」
と先生に両鼻に綿棒を突っ込まれた(アレってなんであんなに痛いんでしょう・・・)結果。
予想外にも『インフルエンザA型』との診断が!
実は話題のゾフルーザを処方されると思ってちょっとワクワクしてたのですが、イナビルでした。

すごく効くと聞いていたのでちょっとがっかり……耐性菌が問題になっているから??
でもこのイナビル、私は初めて使ったのですが、吸入は手軽だし、しかも一度で終わるというのも楽ちんでいいですね!
吸う前は(むせたらどうしよう。しかもなんか苦そう……)と及び腰でしたが、全然問題なし!!
もともとそこまではしんどくなかったので、吸入後は帰って一眠りして、すぐに体調は回復しました。
ただ、保菌者である以上しばらくの間は仕事に行くわけには行かず……俄かに3日間ものお休みが舞い降りたのです。

 

どうなる? 手がかからなくなった子どもたちとの休日

我が家の子供達は長男(小5)と長女(小3)の2人。
日常生活に関することはあまり手がかからなくなっています。
朝も、数回声をかけると、なんとか自分で起きて、パンの日は自分でトーストにして冷蔵庫からジャムやバターを出して好きに食べていますし。
ご飯の時は自分でお茶碗によそって、納豆やふりかけ、卵かけご飯など、その日の好みによって自分で選んで食べています。
学校から帰って、お腹が空いたら冷凍してあるおにぎりや市販の肉まんをチンして食べて。
(なんだか食べることばっかりですね(笑))
一応のルールどおり、私が帰宅するまでには宿題を終わらせて私の帰宅を待っていてくれます。
(たまにやっていないのにごまかしたりする時もありますが・・・)
私が出張などで遅い時は、晩御飯を用意しておくと、仮に主人が遅くても自分たちで食べて、時間になったら当番の方がお風呂を洗い(子供達が1日交代でする約束)、入浴もすませてくれています。
大きくなって、母親としての手が必須な場面はだいぶ減ったと感じていますし、子供達の成長ぶりには感謝しっぱなしです。
保育園にお迎えにいってた頃と比べると、楽になり仕事もかなりしやすくなりました。
こんな状態なので、私がしばらく家にいても、子どもたちにとってはあまり影響がないのかなぁと思っていたのです。

でも。。。
子どもたちの反応は、私の予想とは少し違いました。

私が家にいるときの、予想外だった子どもの反応

「今日はママ家にいるんだよね?」
と、まずはうれしそうに帰ってきたのは長女。
「おかえり~。3日間は家にいるよ」
と言うと、にっこにこ。
うつるかもしれないからダメだよ、と何度言っても私にべったり。
「ママと遊ぼうと思って、今日は約束してこなかったんだよ」
そう言って笑う長女の気持ちがうれしかったので、彼女の「おやつを作りたい」との希望もあり、バナナとチョコチップのパウンドケーキを一緒に作りました。
長男はいつも通り遊びに行ってしまいましたが、少し早めに帰ってきてくれて、晩御飯づくりをお手伝い。
普段のおかずは2品程度ですが、3人でがんばったおかげか、この日はお味噌汁+5品の豪華版に!
主人も早く帰ってきてくれたので、家族そろって18時過ぎには「いただきます」となりました。
いつもより手の込んだ晩御飯に、家族の食の進み具合もロコツに違います。
そして、19時前には「ごちそうさま」。
食後のデザートに、昼間に作ったパウンドケーキを食べながら、麻雀をしたり、TVを見たり。
子どもたちはもちろん主人もとても楽しそうですし、私自身、すごく幸せな時間を過ごすことができました。

 

『もしも専業主婦だったら……』を体験できた3日間

こんな感じで、のんびり過ぎていく3日間。
日中は、まだ外出できない状態なので、買い物に行くわけにもいかず、のんびり片付けや洗濯(普段が適当なのでかなりいろいろ溜まっています)。
やることが終わったら、TVを見たり、本を読んだりの自由時間。
午後になって子どもたちが帰ってきたら、おやつを食べさせて、宿題を見たり、一緒に遊んだり。
夕方にはご飯の支度を始めて、時短・手抜きメニューではない晩御飯を18時半に「いただきます」。
その後は家族で映画を見たり、ゲームをしたり、いろいろ。
いつもは、私が仕事から帰るのが19時過ぎ、慌てて晩御飯を作って、19時半~20時前から食べ始め、終わったらすぐに子どもにお風呂の支度をしてもらい、順番に入浴させ、その間に宿題を見たり少し話したりしつつ、お風呂を出たら歯磨きさせて寝かせて……と、バタバタのスケジュールで、それでも子供たちが寝るのは、なんだかんだ言って22時過ぎになってしまってました。
それが、これだけ有意義に且つのんびり過ごしているのに、子どもたちは21時半には寝る支度がばっちり。
心なしか、朝もきっちり起きてくるような……。

私は仕事をするのが好きです。
結婚した時も、子どもができた時も、『専業主婦になる』という選択肢は頭の中にありませんでした。
育児休業中は、少し専業主婦の方のように過ごしていましたが、あの時は乳幼児相手なので今以上にバッタバタでしたし……。
今回、初めて子どもたちとのんびり過ごしてみて、
『あぁ、自分は、いろいろなことを犠牲にしながら仕事しているんだな』
ということを改めて感じました。
子どもたちもいろいろできるようになり、「手がかからない」ようにはなっているけど、「手をかけなくていい」わけではない。
色々とできるようになった子どもたちに、甘えながら仕事をしていたんだな。
自分の時間や体力を使って仕事をしていると思っていたけど。
失っているものは家族の時間でもあり、負担は家族にもいっているんだな。
分かっているつもりでいましたが、全然わかってなかったんですよね……。

どっちがいい? 専業主婦vs兼業主婦

「外でがんばって仕事をする姿を子どもに見せるのはいいこと。
金銭面でも余裕ができ、家族に還元できる。
家にずっといてもヒマだし。
何より、仕事が楽しい!」
こんな気持ちでずっと仕事を続けてきた私でしたが、初めて心が揺らいだ瞬間でした。
「仕事を持ちながら、家事にも育児にもそれなりにがんばってる私、なかなかやるじゃん」と思っていましたが……改めて振り返ると、全然行き届いてなかった!!
この話を主人にしてみると、
「仕事、やめたいならやめてもいいよ。好きにしたら?」
とのこと。
でもこう言われても「やめたい!」とは即答できない私。
私にとって、仕事というのも大切なものなんですよね。
もちろん、金銭面でも二馬力のほうが良いですし。
それに、子どもたちの反応が良かったのも、私がいるのがレアだからものすごく喜んでいてくれただけで、毎日いるのが当たり前になったら、そんな反応ではなくなるだろうし。
私自身、「せっかくの機会だから」と、この3日間は炊事も洗濯もがんばったけど、これが毎日だったらだんだん手抜きになるのが目に見えてる。
ホテルのように行き届いたおうちを維持している友達もいるけど、絶対私には無理。
専業と兼業、どっちがいいか論争が起こることもありますが、本人の適正や周りの環境によるものかな、と思います。
私は基本的にぐーたらなので、専業主婦になったら日に日にだらけるに違いない。
だらけ具合に比例して、体重もどんどん増加してしまいそうだし……。
こういう私自身の性格を、主人も私も熟知しているので、“私は仕事をつづけた方が良い”と判断して、今までやってきたんですよね。
……改めて考えてみると、やっぱり私にはそれが合ってる。
仮に時間が結婚時に戻ったとしても、同じ選択をすると思う。
でも、それは私自身の人生を中心に考えた場合で。
家族……特に子どもにとってはどうなんだろ??
今回の休みをきっかけに、いろいろ考えてしまいました。

今後の理想の働き方とは??

ママが家にいる or 仕事をしているではどちらがいいか、復帰する前に、子どもたちに聞いてみました。
すると、あんなに私にべったりだった長女まで「仕事をしている方がいい」との答え。
理由を聞くと、
「仕事が楽しそうだから」
「自分は遊びに行っちゃうので、いてもいなくてもあまり関係ない」
「もう自分たちでもいろいろできるし、大丈夫だから」
などなど。
どうやら子どもたちにとっても、私がべったり一緒にいる必要はない模様。
もうちょっと「ママにいてほしい!」って答えが返ってくるかと思いましたが……もしかして、3日間でもう十分だと思われちゃった??
ちょっとさみしい気もしますが、現実はこんなものかもしれません(笑)
これも子どもたちの成長ですね。
……と、なると。
私の理想の働き方としては、

  1. 週5日勤務(これは今と同じ)
  2. そのうち週1~2日は在宅勤務

ができるようになればいいな、と思いました。
このぐらいなら、子どもとも程よい距離感でいられるのではないでしょうか。
“家にいる時間がもうちょっと増える+収入は維持”
うん、これが今の私の理想かも。
ビデオチャットなどの普及もあって、最近は、少しずつ在宅勤務がOKなところも増えてますよね。

www.soumu.go.jp

政府も推進しているみたいだし。
どんどん在宅勤務が進むといいですよね!
実際在宅で仕事をすると、オンオフの切り替えが難しかったり、集中しきれなかったりといろいろデメリットもあるようですが……。
在宅OKな環境でお仕事されている方のお話も聞いてみたいです。

……なんか、ずいぶん壮大な展開になってしまいました~(笑)
まだまだインフル流行しているようです。
みなさまもお体ご自愛ください!

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