[203]離婚後1年経っても全力サポートで元妻を支え続け誠意を示す。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

元彼女の心配をして必要以上に優しさを見せる夫ろみ緒さんを信用できなくなり離婚を選んだ妻のめいさん。お父さんのことが大好きな娘のあかりちゃんに離婚の事実を伝えるのは今ではないと考えためいさんは、別居するのは仕事の都合と説明してあかりちゃんと実家へ帰りました。離婚後もろみ緒さんとはあかりちゃんの親として協力し合う良い関係を築けていると思っていためいさんですが、ろみ緒さんと会った帰りにあかりちゃんが「お父さんも一緒に帰ろう」と言った事でお父さんと離れて生活することにあかりちゃんが寂しさを感じていることを痛感。その数日後、ろみ緒さんから話したい事があると連絡をもらっためいさん。内容は、あかりちゃんが「誕生日に家族3人で海に行きたい」と言っていたというものでした。ろみ緒さんは、「今はまだ一緒に行ける状況じゃないのは分かっているけど、何年か先でもいいから今後の俺を見て一緒に行ってもいいと思えたら3人で海に行きませんか?」と言いました。

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妻は2番目に好きな人

「誕生日に家族3人で海に行きたい」というあかりちゃんの願いを聞き、今後の自分を見て一緒に行ってもいいと思えたら3人で海に行かないかとめいさんに提案したろみ緒さん。ろみ緒さんの提案にめいさんは「分かった。考えておきます」と答えました。

電話を切った後、「いつかろみ緒のした事を許せる日が来るだろうか」とめいさんは考えました。

「今後どんな新しい出会いがあったとしても、恋をしたり他の誰かと再婚をするつもりはない」と思うと同時に、

「あかりにとって父親はろみ緒だけだから」と、あかりちゃんにとってろみ緒さんの代わりはいないと痛感しているめいさん。

離婚後のろみ緒さんは、離婚前に「めいとあかりが大変な思いをしないように全力で支える」と言っていた通り、金銭面でも行動面でも全力でサポートしていました。ろみ緒さんは「1人の時間必要だと思うので俺に任せて無理しないで下さい」とめいさんを気遣うなど、

ろみ緒さんのサポートの姿勢は1年経っても変わりませんでした。お父さんの事が大好きなあかりちゃんは寂しさを感じることはあったものの、「お父さんに会いたい」と言えばすぐに会える環境だったため、

少しずつ今の生活に慣れていきました。あかりちゃんはお父さんと会える日を心待ちにし、家でガイドブックを見ながら「次の土曜、お父さんとどこ行こうかなぁ」と楽しそうにしています。

ろみ緒さんから「今後の俺を見て一緒に行ってもいいと思えたら3人で海に行きませんか?」と提案されためいさんは、「いつかろみ緒のした事を許せる日が来るだろうか」と考えました。あかりちゃんにとって父親はろみ緒さんだけだと考えるめいさんは他の男性と恋愛をしたり再婚するという選択肢は一切頭になく、ろみ緒さんの全力のサポートの姿勢も離婚直後から1年経っても変わることはありませんでした。離婚後しばらくはお父さんと離れて暮らす生活に寂しさを感じていたあかりちゃんも、会いたい時にはすぐにお父さんと会える環境だったため、少しずつ今の生活に慣れていきました。
「今後の自分を見て判断してほしい」と言ったろみ緒さんは、行動でしっかりとその姿勢を示しているようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
離婚後のろみ緒さんの頑張りも認めていて他の男性と再婚することなど考えられないめいさんですが、ろみ緒さんがした事を許せない気持ちはそう簡単にはなくならないようですね。

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