[189]「俺にも責任がある」妻がしてしまった事は夫婦の責任だと言う夫。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

アイコンイメージ
前回のお話

精神的に不安定だった妻のジュリ実さんが夫である自分よりも元彼のろみ緒さんを頼るようになり、ろみ緒さん夫婦は離婚危機になってしまいました。ジュリ実さんの迷惑行為の原因は幸せを感じさせられなかった自分にあると考えた夫のめが根さんはジュリ実さんのためを思い離婚を提案。しかし、その後の話し合いで心が不安定なのは幼少期に母親から受けた教育虐待にあったと分かり、めが根さんはジュリ実さんの母親に話を聞きに行きました。テストの点数が悪いとジュリ実さんを公園に置き去りにしていた義母はそれを教育だと言い、自分の教育は絶対に間違っていないと全く反省なし。自分の教育をめが根さんに否定された義母は憤慨し、それからしばらくめが根さんに執拗に怒りのメールやチャットを送っていましたが、めが根さんがひたすら無視していると「返信しないって事は負けを認めるのね?」という謎のメッセージを最後に連絡が途絶えました。その後、めが根さんとジュリ実さんは何度も話し合い、ジュリ実さんは母親と縁を切ることを決めました。そして、何度目かの話し合いの時、めが根さんは「きちんと話し合っておきたい事がある」と切り出しました。

1話目から読む

妻は2番目に好きな人

妻のジュリ実さんの心が不安定なのは子どもの頃に母親から受けた教育虐待のせいだとわかり、その後何度も夫婦で話し合いを重ね、ジュリ実さんは母親と縁を切りました。その後も何度も話し合うなかで、ある日めが根さんは「きちんと話し合っておきたい事がある」と切り出し、「俺はジュリ実のお母さんの過去は何も知らない」とジュリ実さんの母親のことを話し始めました。

「もしかしたらお義母さんも幼少期に教育虐待を受けたかもしれない」と義母の過去を推測しためが根さん。

「だとしても、自分の子供に同じ事をするのは絶対に許されない事だ」と義母の行為をきっぱり非難。

「ジュリ実が過去の事で心が不安定な事は分かってる」とジュリ実さんの気持ちに寄り添いつつも、「それでも・・」と続け、

「それを理由に松田さんの家族を巻き込む事は絶対に許されない」と、結果的にろみ緒さんとめいさん夫婦を離婚に追い込んでしまったジュリ実さんの行動は許されない事だと諭しました。

そして「昔の事を知らなかったとはいえ、あの時別居を選んだ俺にも責任がある」と、ジュリ実さんだけでなく自分にも責任があると言いました。

めが根さんは「俺達は・・絶対に許されない事をしてしまったんだよ」とジュリ実さんの心に届くように穏やかな口調で説明しました。

ジュリ実さんの過去のトラウマを知り、しっかりとジュリ実さんの気持ちに寄り添うようになっためが根さん。夫婦で何度も話し合うなかで、ジュリ実さんがろみ緒さん家族にしたことは心が不安定だからといって許される事ではないことを説明し、ろみ緒さん家族を巻き込んでしまったのはジュリ実さんだけの責任ではなく別居を選んだ自分にも責任があると伝えました。

ジュリ実さんのしてしまったことは自分にも責任があると反省するめが根さん。これまで自分の行動に何の疑問も持っていなかったジュリ実さんにめが根さんの言葉が届くと良いですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
ジュリ実さんは自分がした事が間違っていたと気付くことができるのでしょうか・・。

この記事をSHAREする