[8]遠回しに「配慮のない非常識な親」扱い。友達気どりで自分の価値観を押し付ける執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会い顔見知り程度の仲だったゆかちゃんママから「友達になって下さい!」と言われたまるさん。少し話しただけで「この人とは合わない」と感じたものの、断れずに受け入れてしまい、なぜか児童館の帰りに一緒にスーパーへ行くことに。スーパーへ向かう途中、話の流れでまるさんが車を持っていないことを知ったゆかちゃんママは、「子どもがいるなら車があると便利なのに?」と車があることが普通だといわんばかりの反応をし、まるさん親子のおでかけの移動手段が電車やバスだと聞くと驚愕しながら「子どもが小さいのに電車やバスに乗るのはまわりに迷惑ですよ?」と批判しました。

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執着ママにロックオンされた話

家に車がないため、お出かけは電車、バス、または自転車でじゅうぶんと言うまるさんに、大袈裟なほどに驚いたゆかちゃんママ。子連れで公共交通機関を利用することを「迷惑」だと言い切りました。

まるさんは戸惑いながら「え・・混む時間帯はなるべく避けてますし・・」と返しますが、ゆかちゃんママはそれを遮るように強い口調で「それでもっ!!」

「子どもはいつグズるか分からない生き物ですし!常識で考えたら3歳までは公共の乗り物の利用は避けるべきですよ?」と、まるでまるさんが非常識かのように言いました。

ゆかちゃんママの主張に、何度目かの「あ。無理」という思いを感じたまるさん。

イラっとする気持ちを抑えながら「ごめんなさい!私はそれが常識とは思わないのでこれからも電車やバスは利用します!」と作り笑顔で返すと、

突然パァンッと手を合わせ「ごめんなさいっっ!!」と勢いよくゆかちゃんママが謝りました。

まるさんの怒りの感情を感じ取ったのか「私っ!アキくんママを否定したかったわけじゃなくって!」と言い訳を始めたと思ったら、

「私の『友達』がまわりから『配慮のない非常識な親』だと思われちゃうのは嫌だなって思ってつい!」と遠回しにまるさんのことを否定するゆかちゃんママ。まるさんはさっきよりも強く「あ。無理」と感じました。

おでかけには電車やバスを利用すると言ったまるさんに「子どもが小さいのに電車やバスに乗るのはまわりに迷惑ですよ」と言い切ったゆかちゃんママ。混雑する時間帯は避けるなど迷惑にならないよう考えているとまるさんが説明しますが「3歳までは公共の乗り物の利用は避けるのが常識」とゆかちゃんママはバッサリ。まるさんが「私はそれが常識とは思わない」と反論すると、慌てた様子で「アキくんママを否定したかったわけじゃない」と言ったゆかちゃんママですが、続けて出た言葉は「私の『友達』がまわりから『配慮のない非常識な親』だと思われちゃうのは嫌だなって思って」と遠回しにまるさんが配慮のない非常識な親だといわんばかりのものでした。
ついさっき友達になったばかりの相手になかなかこんな失礼なことは言えませんよね。常識がないのはどちらでしょうか。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
「3歳までは公共の乗り物の利用は避けるべき」って・・どこの常識でしょうか。

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