[1]突然のマシンガントーク。挨拶程度の顔見知りママが一気に距離を詰めてきた。執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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執着ママにロックオンされた話

子育て中のママにとって、子どもの悩みを相談できたり共有できたり、ちょっとした世間話ができて息抜きになったり、公園や児童館は拠り所になっていると思います。今回は、息子アキくんの幼少期に通っていた児童館でとんでもないママに気に入られてしまったまるさんのお話です。

息子のアキくんをワンオペで育てていたまるさん。目が離せない幼いアキくんとの生活は毎日がいっぱいいっぱいでしたが、そんなまるさんの拠り所となっていたのが・・

自宅の近くにあった児童館でした。子どもの月齢が近いママたちと会って話せる児童館で楽しい時間を過ごしていたまるさんです。

まるさんの利用していた児童館は、巷でよく聞くボスママ的な人もおらず、居心地のいい児童館だったので、まるさんはアキくんといつも安心して過ごしていました。

ある日、まるさんがアキくんとボールで遊んでいると、背後にすっと女性が現れました。

「アキくん、アキくんママ、おはようございます」その女性はにこやかにまるさん達に挨拶しました。

声をかけてくれたのは顔見知りのゆかちゃんママでした。「ゆかちゃん、ゆかちゃんママ、おはようございます。ゆかちゃん、今日もかわいいですねー」とまるさんも笑顔で挨拶を返します。

ゆかちゃんママもこの児童館をよく利用するママの1人でした。

この児童館で出会い顔見知りになって半年。これまではこうして顔を合わせれば挨拶をする程度の適度な距離を保っていたまるさんとゆかちゃんママでしたが・・。この日、まるさんとアキくんが児童館から帰ろうとしたとき、

出入り口で先生に挨拶していたまるさん達のところになぜかやってきたゆかちゃんママは、何かを指差し「あ!」と大きな声を出しました。

そして、「アキくん、ここ3日全部違う靴履いてますねー!!」と笑顔でまるさんに話しかけました。

目が点になっているまるさんにはお構いなしにゆかちゃんママは「昨日はヨイキー、おとといはアンバランス!ヨイキーは〇〇モデルで5800円!アンバランスはもう今売ってないデザインだったからー、ネットとかで探したやつとか?」と嬉しそうに話してきました。なぜかアキくんの履いていた靴について事細かに把握しているゆかちゃんママにまるさんは驚きます。

ワンオペで毎日いっぱいいっぱいのまるさんの拠り所となっていたお気に入りの児童館。きっと居心地のよい空間だったのでしょうが、突然距離を一気に詰めてきたゆかちゃんママの登場で雲行きが怪しくなってきましたね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
ゆかちゃんママ、なぜアキくんの靴にそんなに詳しいのでしょうか?詳しすぎて怖いです(汗)

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