執着ママにロックオンされた話


元カレとまるさんの出身地が同じことを「共通点」と言い、「気が合うと思う」と嬉しそうに話すゆかちゃんママに「ヤバいにおいしない?」と違和感を覚え始めていたまるさん。

困惑するまるさんに、ゆかちゃんママが「あのっ、アキくんママ!!」と声をかけました。「は、はい?」と身構えるまるさん。

すると、ゆかちゃんママは「お願いします!私とお友達になって下さい!」と勢いよく言いました。

そして、まるさんが何か言う前に「アキくんママともっと仲良くなりたいんです!お願いします!」とさらに迫ってくるゆかちゃんママ。

「あかん、この時点でだいぶ苦手だ」と直感的に感じたまるさん。「友達ってお願いされてなるモノ?」という疑問も浮かび、ここまで感じていた違和感が確信に変わりました。

人との相性で合う、合わないの勘は外さない方だと自負するまるさんが「この人とは合わない・・!!」と強く感じました。

しかし・・ゆかちゃんママは「ご近所さん(小学校区も同じ)」で「今後も同じ児童館を利用する(他の児童館は遠くて古いしボスママがいる)」し、「子どもも同い年」ということでこの先も避けては通れない相手。

「今後も何かと顔を合わせる機会が多いであろう人にNOとは言えないよ・・」と判断したまるさんは、苦手意識を感じながらも「はい。よろしくお願いします・・」と答えました。
よく分からない理由で「共通点が多いから気が合うと思う」と言って突然距離を詰めてきたゆかちゃんママは「お願いします!私とお友達になって下さい!」とまるさんに迫りました。人との相性の合う、合わないの勘は外さない方だというまるさんは、この時点で「この人とは合わない!」と確信しましたが、ご近所さんで将来子どもが同じ小学校に通うことになると分かっていて今後も顔を合わせる機会の多いゆかちゃんママに「NO」とは言えないと感じ、気が進まないながらも「はい。よろしくお願いします」と答えたのでした。
好き嫌いではなく、なんとなく合わないなと感じる相手はいますよね。直感的に「この人とは合わない」と思っても、今後の付き合いを考えると「イヤです」とははっきり言えないですよね・・。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
断れるものなら断りたいお願いですが・・ここで「イヤです」と言える人はなかなかいないですよね。