[16]「内緒にして」仲良しママとの連絡先交換で頭をよぎった苦手ママの存在。執着ママにロックオンされた話|まるの育児絵日記

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前回のお話

児童館で出会ったゆかちゃんママになぜか気に入られ、合わないと感じながらも拒否できず友達になったまるさん。しかし、まるさんの息子アキくんの着ている服のブランドや値段を細かく調べたり、スーパーでまるさんと同じものを買おうとしたり、約束していないのに児童館で勝手にまるさんを待ち続けたり、周りのママ達にまるさんの連絡先を聞いて回ったりするゆかちゃんママの行動に恐怖を覚えたまるさんは児童館に行きたくても行けなくなってしまいました。ゆかちゃんママには会いたくないけれどアキくんと児童館には行きたいまるさんは別の児童館に行ってみることにしました。しかし、その児童館は大きな子が走り回っていたり、ママ達もおしゃべりに夢中で自分の子をちゃんと見ていなかったりしてまだ小さいアキくんを安心して遊ばせられる場所ではありませんでした。安心して通える児童館がなく公園にしか行けない日々が1ヶ月半ほど続いたある日、まるさんは出かけた先で「アキくんママ!?」と声をかけられました。

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執着ママにロックオンされた話

外出中に突然「アキくんママ!?」と声をかけられたまるさん。

一瞬、絶対に会いたくないゆかちゃんママかと身構えたまるさんでしたが、聞き覚えのある声に振り向くと、

児童館で仲良くなったマキちゃんママでした。マキちゃんママは「久しぶりー」と笑顔で手を振りながら話しかけてきました。

「最近会わないね?児童館行ってる?」とマキちゃんママに聞かれたまるさんが「いや、最近行ってなくてー」と答えると、

マキちゃんママが「あ、そーだ!連絡先交換しない?」と言ってスマホを取りだしました。「うん、交換しよ!」と乗り気だったまるさんですが、ここでハッとある懸念が頭に浮かびました。

「あ、あのさ。変なこと言うけど・・」と気まずそうに切り出すまるさんに「ん?」と不思議そうにするマキちゃんママ。

まるさんは言いにくそうに「連絡先交換したこと、ゆかちゃんママには内緒にしてもらっていい?」とマキちゃんママにお願いしました。

今まで通っていた児童館に行かなくなって1ヶ月半ほど経った頃、児童館で仲良くしていたマキちゃんママに偶然会ったまるさん。マキちゃんママから連絡先交換を提案されたまるさんは喜んで交換しようとしますが、ふとゆかちゃんママのことが頭に浮かび、「連絡先交換したこと、ゆかちゃんママには内緒にしてもらっていい?」と言いにくそうにマキちゃんママにお願いしました。
まるさんがゆかちゃんママに苦手意識を持っていることをマキちゃんママは知らないので、内緒にしたいというまるさんのお願いをマキちゃんママは不思議に思うかもしれませんね。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
声をかけてきたのがゆかちゃんママじゃなくてよかったですー!

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