執着ママにロックオンされた話


いつもの児童館に行きたいけれどゆかちゃんママには会いたくないまるさんは、別の児童館に行ってみることにしました。

別の児童館に来てみたものの、大きい子が多く走り回っていたり、ママたちもおしゃべりに夢中で自分の子をちゃんと見ていません。

あちこちで大きい子たちが走り回ったりふざけて押し合ったりしているので、まるさんとアキくんは部屋の隅のほうで遊んでいましたが、追いかけっこをしていた子にアキくんが手を踏まれてしまいました。

痛みと驚きでアキくんは大泣き。まるさんは慌てて「痛かったねー」とアキくんに声をかけましたが、

アキくんの手を踏んだ子は気付いているはずなのに泣いているアキくんに謝ることもなく、その子の親もおしゃべりに夢中で気付いてもおらず、まるさんは心の中で「おい!!」と苛立ちを覚えます。

そして、「あかん。やっぱここは落ち着かないし、安心して遊ばせられない」と思い、この児童館に通うことは断念。

そして、行ける児童館がなくなったまるさん達はしばらく公園のみの日が続きました。雨の日は公園にも行けないので一日ずっと家でアキくんと二人で過ごすことになり、一日がとても長く感じました。アキくんは1歳半以降お昼寝をしない子だったこともあり、家でずっと過ごすことが続くとまるさんはどんどん辛くなっていきました。

そんな日々が1ヶ月半ほど続いたある日、出かけていたまるさんは突然「アキくんママ!?」と大きな声で呼び止められビクッと驚きます。
ストーカーのような行動をするゆかちゃんママに会いたくないまるさんは、これまで通っていた児童館に行くことを諦めて別の児童館に行ってみることにしました。しかし、別の児童館に行ってみたものの、そこは来ている子の年齢層が高く、走り回ったり追いかけっこをしたりと激しい遊びをしている子が多く、ママ達もおしゃべりに夢中で自分の子をちゃんと見ていないのでまだ小さいアキくんを安心して遊ばせることができませんでした。安心して通える児童館が見つからないまるさんは、アキくんと出かけられるのは公園だけになり、雨の日はどこにも出かけられずずっと家で過ごすしかありませんでした。
今まで通っていた児童館がまるさんにとっていかに大切な場所だったのかがわかりますね。まるさんはそんな大切な場所を手放すほどゆかちゃんママに会いたくなかったのですね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
児童館も場所によって雰囲気や来ている子の年齢層が違ったりしますよね。せっかく自分たちに合った児童館に通えていたのに行けなくなるのは辛いです。