前回の話
「約束したから」といって家では家事・育児をやらないどころか自分のことすらもやらない良し男さん。ところが職場では「育児が趣味」と言って妻と協力して家事・育児をしているとアピールするのでした。同僚や後輩たちから称賛を浴びる中、みんなとはなんとなく違う目で良し男さんを見つめる女性の存在がありました。
【4】外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~
夕方、良し男さんが帰宅しました。
泣いているほの香ちゃんをあやし、慢性的な寝不足で疲れ切っていると一目でわかる様子のすみれさんですが、それでも
「夜ご飯用意してあるから、お味噌汁温めて食べて」
と伝えます。
ほの香ちゃんが泣き止まないので、自分は後で食べると言うすみれさんに、良し男さんは少しほの香ちゃんに声をかけただけで
「あー今日も疲れた。論文考えないと」
と、さっさとご飯を食べに行ってしまうのでした。
「切りのいいところでご飯食べなね。」
と、まるで他人ごとのように言い残して・・・。
いや・・・育児に切りのいいところなんてないのよ!!!
こんにゃろ、とばかりに心の中で叫ぶすみれさんです。
食事が終ると
「ごちそーさま~、風呂湧いてるよね?」
と、当然のように聞く良し男さんに
「湧いてるよ!!」
と、まだ泣き止まないほの香ちゃんの泣き声に混じってすみれさんの叫ぶ声。
良し男さんはというと、
(風呂出たら録画したテレビ観ながら酒飲んで勉強するかな)
と、自分の予定を考えていました。
ようやく寝たほの香ちゃんをベッドに移し、ホッとしたすみれさんは、これからの家事育児について良し男さんと話さないと、と思いましたが
寝不足で自分がイライラしているのが分かっていたので今は駄目だと
良し男さんが休日の時まで待とうと思いとどまったのでした。
リビングに戻ったすみれさんの目に留まったのは、またしても脱ぎっぱなしの良し男さんの靴下。
さらに目に飛び込んできたものは
「ちょっと何これ!!!」
続きます。
岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
----------
良し男さん・・・自分だけの予定で頭の中はいっぱいなのですね・・・。
[ママ広場編集部]