[13]やばい新人ちゃん|「新人いじめ」パワハラ疑惑をかけられて周りからの視線が痛い。

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前回のお話

自分優先な新人の足立さん。足立さんが作っていた資料に数字の間違いを見つけたハルさんは修正のお願いを足立さんにしました。すると足立さんは「ユナ、わからないから木村さんがやってください。」と言うので優しく間違えている箇所を教えると謝りながら「そんなに怒らないでください」と泣き出してしまいました。ザワつき始める周りを見てともか先輩が足立さんに話を聞いてみると足立さんを連れてその場を離れました。話をして戻って来たともか先輩はハルさんに足立さんの言い分を教えてくれました。内容は『仕事をちゃんと教えてくれない』『言い方がキツイ』『雑用を押し付けてる』など普段のハルさんからは想像できないものばかりでした。そしてハルさんが仕事でよく営業部に行っていることも不満に思っているようで・・・ともか先輩としばらく足立さんと関わらないほうがいいかもという話になりその場は終わりました。ですが翌日、総務からパワハラの件で面談があるとお知らせが来て・・・・

1話目から読む

先輩に相談。パワハラは狙ったもの?

総務部の山本さんと話し終わると、ともか先輩が「ハルちゃん、大丈夫??真っ青だよ、体調でも悪いの?」と心配して声を掛けてくれました。

そして総務からパワハラの件で面談が行われることをともか先輩に相談しました。

すると、ともか先輩は「えぇ、パワハラ?ハルちゃんが??」と驚いた様子。

私が「そうなんです・・・どうしよう、わたし・・・」と落ち込んでいると、ともか先輩は「ハルちゃんがパワハラなんてしてないのはみんなわかってるし・・・大丈夫だよ。」と言ってくれました。

そして「それは、ルール上のことでしょう。でも、もしかしたらこの間あの子が突然泣いたりしたのも、これを狙ってたあのかもね。」とともか先輩は言いました。

私が驚くと、ともか先輩は「パワハラの調査、たぶん部署にも入ると思う。」

「そのとき『木村さんに注意されて足立さんが泣いた』って誰かが報告するかもしれないけど、あの時、ハラスメントが無かったことは私も証言するから。」と言ってくれました。

その話を聞いて不安で青ざめる私。

社内を歩いていると他部署の人が『あの人、新人虐めたらしいよ』『あのカワイイ子でしょ』『やばくない?』と噂話をしている声が聞こえてきてしまいました。

そこでパワハラの噂が広まっていることを知った私は逃げ出したい気持ちでいっぱいになりました。

社内で噂話がまわる時は一気に広まってしまいますよね。今回、ハルさんは身に覚えのないことで噂が広まってしまいとてもかわいそうです。早く誤解が解けるといいですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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