彼氏に会うためのカモフラージュと疑ってしまう

子育てで忙しいアンナを誘ったり、浮気をしているなんて全く身に覚えのないことを噂され、その張本人がアンナと知って驚きました。「心当たりはないみたいだね」とホッとしていったサツキに「あるわけないよ。今、仕事が忙しすぎて家と職場の往復しかしてないんだもん。」と、私は必死の毎日を振り返ってサツキに訴えました。「まぁそうだよね。フミは、そんなタイプじゃないよね。」と、心配事が晴れたサツキはすっかり笑顔になって言いました。

サツキは、「最近アンナはよく大学仲間の集まりに顔をだしててさ~。」と、アンナの様子を話してくれました。アンナはそんなに頻繁に参加する感じではなかったので、違和感を覚えました。「居酒屋で飲むときも、すっごくおしゃれしてきててね。」

「それなのに、ちょっとフミの愚痴を言って、子どもの世話があるからってすぐ帰っちゃうの。だから『アンナおかしくない?』って話になっててさ。」というサツキの話を聞いて、私はピンときました。大学の集まりも、カモフラージュに利用してるのかな。

「フミなら何か知ってるんじゃないかなって。」とサツキは言いましたが、浮気をしているのはアンナの方だなんて私の口からは言えずに「私?私は何も知らないかな」とごまかしました。

「ただ、私に呼び出されてるって言いふらしているのはちょっと・・・本人に聞いてみるよ。」とだけ伝えました。サツキも、「フミは呼び出してないみたいって伝えておくよ」と、サークル仲間内の噂は否定すると言ってくれました。
居酒屋での集まりにとびきりのおしゃれ、そして子どものお世話ですぐ帰るなんて不自然だとみんな思いますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!