[1]恋愛脳な自己中女友達|久しぶりに会った家族連れの友人がそっと送る『余計な事言わないで』のサイン

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優しくて子煩悩なご主人と、かわいい娘ちゃんと幸せに暮らしていると思っていた大学時代の友人アンナさんが、実は自分勝手に恋愛を楽しんでいること、しかもご主人には自分と会うと嘘をついていることを知ってしまったフミさんのお話です。

先週も私に会っていたなんて嘘

私の名前はフミ。夫と2人で暮らしています。仕事が忙しく、最近は大学時代のサークル仲間の集まりに顔を出せないことが続いていました。ある日、仕事での外出中に偶然、大学時代の友人の一人、アンナを見かけて「偶然!久しぶりだね!りりちゃんも大きくなったね!」と声をかけました。気まずい顔をしたアンナにご主人が「あれ?アンナは先週もフミさんと会っていたんだよね?」と言うと、アンナは明らかに動揺していました。

え?会ってないけど・・・言いかけた私は、(えっ・・・アンナ?)アンナがご主人に見えないように、そっと口元に人差し指を立てたことに気付きました。余計なことは言わないでってことね。私はすぐに「あ、私、仕事があるので」とその場は立ち去りました。

後日、改めてカフェでアンナと会い、「この前のはなんだったの?私の名前使って何してたの?」と聞いてみると、アンナから「実は最近、彼氏ができたの。」というまさかの返答に驚きを隠し切れませんでした。

「え、それって浮気してるってこと?」ズバリと聞くと、アンナは照れたように「んー、最近バイト始めたら、同じバイトの子と親しくなって・・・」と話し始めました。その様子は恋する女子そのもの。でもアンナ、ご主人もりりちゃんもいるよね!?

「ちょっと、何言ってんの、本気?」と言う私にアンナは「今は彼が大事なの。どうせ、期限のある恋だから・・・」と言うと、「フミ!応援して!」と私の両手をがっしりと握りしめてお願いしてきました。必死な顔に、私は引いてしまいました。

しばらく会っていなかった友人が、勝手に自分の名前を使って実は「彼氏」と会っているなんて知ったら、応援なんてできませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!

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